朝ラン1回と朝夜2回、ダイエット効果に違いはある?分けて走るメリットも解説 (1/3)
同じ距離を走る場合、朝と夜2回に分けることでダイエット効果は変わるのでしょうか。朝夜2回走るメリットも含めて、ダイエット向きの正解を解説します。
朝夜ランを1ヶ月続けたときの体重や習慣の変化についても、理学療法士・パーソナルトレーナーの安藤 瑞樹さん監修のもと紹介します。
ランニングを朝と夜に2回に分けて走ったほうが効果ある?
同じ距離を走る場合、朝と夜2回に分けるとダイエット効果が高まるかも?と思う人もいるかもしれませんが、ランニングの成果に「回数」はほとんど関係しません。走った距離と強度によって決まります。
脂肪を燃やす効率を重視するなら、糖質が枯渇している朝に走る方が有利な側面もあります。しかし、2回に分けたからといって、消費カロリーや体脂肪の減り方が効率良くなるわけではないのです。
カロリー消費効率に差は出ない
ランニングの消費カロリーは体重と走行距離によってほぼ決まります。単純な計算上の消費カロリーは同じであり、日常活動量や疲労の出方によって結果に差が出ることはありますが、基本的には距離と強度が効果を左右します。
| 走り方 | 距離 | 消費カロリーの目安 |
| 朝にまとめて走る | 5km | 約300kcal |
| 朝夜に分けて走る | 2.5km+2.5km | 約300kcal |
有酸素運動は20分以上行わないと脂肪が燃えないと言われることがありますが、実際には運動開始直後から脂肪も使われています。分けて走ることで脂肪燃焼効率が大きく下がるわけではなく、消費カロリーは走行距離によって決まります。
1回で走る場合と2回に分けて走る場合の違い
1回でまとめて走る場合、運動時間が長くなることで、エネルギー源が糖質中心の状態から脂質を使う割合が高い状態へ移行しやすくなります。
一方、朝と夜に2回に分けて走る場合は、脂肪をエネルギーとして使う割合が高まる前に運動が終わる可能性があります。そのため、同じ消費カロリーで比べた場合、1回で走る方が脂肪を使う割合が高くなる傾向があります。
また、2回に分けて走ることで運動後の代謝が一時的に高まる、いわゆるアフターバーン効果が起こることはありますが、ランニングの強度ではダイエット効果に大きな差が出るほどではありません。一般的にアフターバーン効果は高強度の運動後に強く現れるため、日常的なランニングでは体脂肪の減少に与える影響はごくわずかと考えられます。
ダイエット目的なら朝ラン1回で十分
体脂肪を減らしたい場合は、朝夜2回にこだわらず、朝に1回走るだけで十分です。朝のランニングは1日の代謝を高め、その後の活動でもエネルギーを使いやすくなります。食欲が安定しやすく、夜遅い運動による睡眠の乱れも避けられます。
無理なく続けたい場合は朝を軸に考えると調整しやすくなります。
次:では、朝と夜に2回走るメリットとは
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