オクラ水の効果と作り方。腎臓や血圧にいいってホント?注意点も解説 (1/4)
SNSや健康番組で話題の「オクラ水」。オクラを水に浸けるだけで簡単に作れて、体にいいらしい——そんな情報を目にして、気になっている方も多いのではないでしょうか。
「腎臓にいい」「血圧が下がる」といった声もありますが、本当に効果があるのか気になるところです。
オクラ水とはどんな飲み物なのか、期待できる効果や、失敗しない作り方から飲み方のコツ、そして見落としがちな注意点をお届けします。
監修は、食品の効果を研究する食品機能学研究に従事する株式会社ユーザーライフサイエンス取締役会長 大貫 宏一郎先生のもとお届けします。
オクラ水とは? どんな味?
オクラ水とは、生のオクラを水に浸して一晩置き、オクラの成分を抽出した飲み物のことです。SNSや健康番組で「体にいい」と話題になりました。
オクラを切ったときに出るあの「ネバネバ」には、水溶性食物繊維であるペクチンをはじめとする多糖類が含まれています。オクラ水は、この粘り成分を効率よく摂取するための方法として注目されるようになりました。

気になる味わいですが、オクラそのものを食べるときほど青臭さは強くありません。ほんのりとオクラの風味を感じる程度で、とろみのある水といった印象です。
そのまま飲める人もいれば、レモン汁を加えたり、スムージーに混ぜたりしてアレンジする人もいます。
オクラ水で期待できる効果とは
オクラ水に期待される効果の多くは、オクラに含まれる水溶性食物繊維に由来しています。
便秘解消をサポートする働き
代表的なのが、お通じの改善です。
水溶性食物繊維は腸内で水分を吸収してゲル状になり、便を柔らかく保つことで排出を促します。もちろん個人差はありますが、便秘気味の方が「オクラ水を飲み始めてから調子が良くなった」と感じるケースもあるようです。
血糖値の急上昇を緩やかにする働き
また、血糖値の急上昇を緩やかにする働きも注目されています。
水溶性食物繊維は糖の吸収を穏やかにし、食後の血糖値スパイクを抑える可能性があるため、食前に飲むことでその効果を期待する人もいます。
血中コレステロールを低下させる作用
さらに、ペクチンには胆汁酸の排出を促すことで、血中コレステロールを低下させる作用があるともいわれています。
ただし、オクラ水としてどの程度の有効成分が抽出されるかについては、まだ研究が限られているため、あくまで補助的な役割として取り入れるのが現実的な考え方です。
次:オクラ水は腎臓や血圧にいいってホント?








