2023年8月29日

驚きと発見!ソイプロテインにまつわる【興味深い】調査 (1/2)

ハリウッド株式会社は、対馬ルリ子女性ライフクリニック銀座理事長の対馬ルリ子先生の監修のもと、妊婦や授乳中の以外の一般成人女性35名を対象に、和漢植物成分を含んだソイプロテインの摂取による影響についての実証実験を行いました。

その結果、ウコン末や田七人参末、ヘスペリジン、L-シトルリンなどの和漢植物成分を含むソイプロテインの摂取によって、LDLコレステロール値の低下や髪・爪・肌の健康な状態が改善される可能性が示されたそうです。

自覚症状の改善、コレステロールの減少などが顕著に現れた

35名の女性(30歳〜59歳、平均49.0歳)に1ヶ月間、毎日20gの和漢植物成分を含んだソイプロテインを内服してもらい、前後で血液データと体調を比較しました。

研究結果

  1. 血液検査では、総コレステロール値とLDLコレステロール値が有意に低下し、MCV(平均赤血球容積)が有意に上昇した。
  2. 抑うつ傾向において、体がだるく疲れやすい、気が沈んだり重くなる、首筋や肩のこり、の3点で有意に減少した。
  3. 自覚症状においては、肌のハリとつや、乾燥、顔のむくみ、目の疲れ、目の乾燥、爪の弱さ、髪の毛のつや、薄毛に関して改善傾向が認められた。

通常の各人の摂取量に毎日20g(たんぱく質10g)の追加摂取をすることで、明らかな血液データと自覚症状の改善を認めることができました。

また、自覚症状の改善(疲れやすい、気分の落ち込みや肩こりの明らかな軽減)と血液検査データの変化、とくにコレステロールの減少という良い効果が顕著に現れたといいます。

それぞれくわしく見ていきましょう。

コレステロールの低下

血液データによると、総コレステロールとLDLコレステロールの低下が観察されました。

これは、大豆タンパク質が腸内で胆汁酸と結合し、コレステロールよりも早く吸収されるため、腸から血液中へのコレステロールの吸収が抑制された可能性が考えられます。大豆たんぱく質は肝臓で生成される胆汁酸と相性が良く、コレステロールよりも先に胆汁酸と一緒に腸で吸収されます。

その結果、血液中のコレステロール、特にLDLコレステロールの吸収が制御され、体内から排出されることが示唆されます。

つまり、大豆たんぱく質を適切に摂取することが、コレステロールを体外に排出するために効果的であると考えられます。

だるさ、疲労感など自覚症状の改善

また、自覚症状として、だるさや疲れやすさ、気の沈みや気分の重さ、首筋や肩こりが、いずれも減少したそう。

肌・髪・爪のハリつやの実感値も上昇

さらに、肌のハリやつや、肌の乾燥、顔のむくみ、目の疲れ、目の乾燥、爪の弱さ、髪のつや、薄毛などに対する改善の感想が得られたという結果になりました。

このソイプロテインには、大豆たんぱく質に加えてL-シトルリン、田七人参、ウコン、ヘスペリジンなどの和漢成分が含まれています。大豆たんぱく質とこれらの和漢成分が相互作用することで、被験者の肌、髪、爪の健康が向上し、目の疲れや体の疲れも軽減された可能性が考えられます。

毎日1杯の和漢植物成分を含むソイプロテインは、更年期世代の女性の快適さと美しさを保護するだけでなく、更年期に起こりやすいコレステロール上昇(脂質異常)を予防する効果も期待できることが明らかになりました。

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