ライフスタイル
2025年1月28日
現役CAの栄養士が教える「乾燥肌にいい食べ物」と「避けるべきもの」 (3/4)
乾燥をケアするためには「食べ方」にコツがある
神原先生:乾燥肌を改善したい方は、以下を意識して、食べ方にも気を配りましょう。
- 様々な食品から栄養素を摂る
- 温かい物を食べる
- 副菜→主菜→主食の順で食べる
食べ方1 様々な食品から栄養素を摂る
神原先生:主食・主菜・副菜の揃ったバランスの良い食事を心がけましょう。
サラダだけ、肉だけのような食事は避けましょう。バランスの良い食事を心がけることで、必要な栄養素を満遍なく摂れます。
また、栄養素を複合的に摂ると、効率よく働くと考えられます。
食べ方2 温かい物を食べる
神原先生:食材問わず、できるだけ温めて食べましょう。体が冷えると血行が悪くなり、栄養素が行き渡りにくくなります。
食べ方3 副菜→主菜→主食の順で食べる
神原先生:副菜→主菜→主食の順で食べて、血糖値の急上昇を避けましょう。血糖値が高いほど、AGEs(蛋白糖化最終生成物)が作られやすくなります。その結果、乾燥肌の原因になると考えられます。
AGEsと乾燥の関係
AGEs(蛋白糖化最終生成物)は老化物質の一種です。
体内でたんぱく質と余分な糖が結びつくと、たんぱく質が変性・劣化してAGEs(蛋白糖化最終生成物)という老化物質を作り出します。この反応を糖化と言います。
糖化すると、体内の水分保持能力が低下し、乾燥しやすくなると言われています。
次:これらは控えて! 乾燥肌に悪い食べ物とは