
“歯を白くする方法”が知りたいトレーニーへ。美白ハミガキの選び方やホームケア、おすすめ歯磨き粉をサンスターに聞いてきた (1/2)
白く光る歯はマッチョのたしなみ。ホワイトニングを頑張る人も少なくないですが、お金も時間もかかるのは事実。まずはドラッグストアなどで買える美白ハミガキから試してみようかな……とお悩みのトレーニーへ。気になる着色汚れにフォーカスしたホームケアを、オーラルケア製品を多数展開するサンスターに聞いてみました。
まずは知っておこう! 歯の黄ばみ、なぜ起こる?
まずは、歯を黄色く見せてしまう原因から探っていきましょう。
「歯の黄ばみの原因は幾つかありますが、代表的な原因のひとつとしてステイン(着色汚れ)があります。これは、食べものに含まれるポリフェノールが歯の表面を覆っている唾液成分と結合したもので、毎日の飲食によって徐々に蓄積され、やがて目に見えるようになっていきます。ステインは一度蓄積してしまうと、水で口をすすいだり、ブラッシングしたりするだけでは簡単に落とせない曲者なので、日々のケアが重要です」
コーヒーやワインをよく飲む人は色がつきやすいという話や、喫煙者は着色汚れが気になると言った話はよく聞きます。日常生活の積み重ねが歯に着色汚れを定着させてしまうのですね……。もともとの歯の色に戻したいですが、実のところ、歯の色は生まれつき個人差があります。
「歯は真っ白なものだというイメージがあるかもしれませんが、実は違います。歯は黄色みがかった象牙質の上を白色で半透明なエナメル質が覆う二層構造をしており、少し黄色みがかった白色をしています。象牙質の色やエナメル質の厚さは生まれつき人によって違うので、歯本来の色は人それぞれです」
生まれ持った歯の色があるため、たとえ着色汚れがすべて落ちたとしても、真っ白な歯というわけにはいかないようです。しかし、着色汚れをとるだけでも随分と印象は異なってきます。
芸能人のような真っ白な歯は歯科医院での施術によるものが多いですが、市販の美白ハミガキによるセルフケアでも、歯本来の白さに近づけることはできます。
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