首都圏JRなど、4/1から車内でオリジナル番組『TRAIN TV』を配信。HIKAKIN・チョコプラら大盛り上がり
株式会社ジェイアール東日本企画は、2024年4月1日(月)から、首都圏JR主要10路線とゆりかもめの車両内ディスプレイを対象とする新たな番組配信プラットフォーム「TRAIN TV」を立ち上げることを発表。それに先立って開催された記者発表会には、人気動画クリエーター・HIKAKINさんと人気お笑い芸人・チョコレートプラネットが登壇しました。
\イベントの一部をYouTubeで公開/
ジェイアール東日本企画・赤石社長は「半世紀前、家にカラーテレビがやってきた感慨を思い出す」「電車内にいらっしゃる多くの方々がともにテレビを同時視聴する環境は、いわば『令和の街頭テレビ』といえる」とTRAIN TVの誕生が、かつて人々がテレビに熱狂した時代の出来事に匹敵することを強調しました。
TRAIN TVの特徴
電車内の上部分についている液晶ディスプレイ。今まで広告が中心だったこの電車内モニターに、さまざまな番組が配信されることになりました。「タイパ(タイムパフォーマンス)」と「サイレント」をキーワードにさまざまなコンテンツの放映が4月1日から開始予定。「今だけ ここだけ 電車だけ」の新しい映像体験ができます。
番組ラインナップ
登壇されたHIKAKINさんやチョコレートプラネットが出演する番組のほか、お笑い番組や豆知識・教養番組、グルメ番組、ドキュメンタリー番組、ランキング番組、動画バラエティー、ビューティー番組といった多彩な番組をラインナップ。
番組衣装で登場するHIKAKINさんとチョコレートプラネット
トークタイムでHIKAKINさんは柔道着に下駄、チョコレートプラネットの長田さんと松尾さんはオレンジ色のつなぎ姿と、それぞれTRAIN TVの番組で着用している衣装で登場。TRAIN TVの特徴のひとつである「サイレント」に関して長田さんは、「テレビというコンテンツで無声はなかなか無い」「チャップリン時代の動画がヒントになるかも」と不安と期待の気持ちを明かしました。「おしゃべりが上手なほうではない」と語る松尾さんは「顔や動きでごまかしてきたけど、それがここにきて役にたった」と、自身とTRAIN TVの相性の良さを強調。「20年近くYouTubeで動画を作ってきたけど、無音の動画は一回も作ったことがない」とはじめは不安だったHIKAKINさんも、今までやってきた変顔が活きたと語りました。
1日のうち大切にしている“33分”は何?
首都圏に生活している方が一生のうちに鉄道に乗車する時間は平均で11,600時間、1日に換算すると33分なのだそう。そこで登壇者のみなさんが1日のうちに大切にしている“33分”をそれぞれ発表、三者三様の回答が出ました。
入浴前のトイレに“33分”を使う長田さん
仕事終わりにご飯を食べてだらだらしたあと、入浴する前のトイレの“33分”が大切だと話す長田さん。何をしているのか?という問いに「本を読んだり、ネタのアイデアが浮かんだりしている」と仕事にも活かされる時間になっているようです。
起きてすぐの炊飯に“33分”を使う松尾さん
起床後、仕事に行く前の“米の33分”が大切だと話す松尾さん。フリップへの「米」の記載に、長田さんから「米米クラブを聴いているわけじゃないのね?」とツッコミが入り大きな笑いが。本当の答えは松尾さんが使っている炊飯器。好んでいる炊飯モードの時間が“33分”なのだそう。
仕事終わりの“33分”を猫と奥さんに使うHIKAKINさん
「すっごい働きますね」と長田さんに驚かれたHIKAKINさんの1日のスケジュール。働く場所が家なので、ずっと動画編集をやってしまうのだそう。長時間働いてヘトヘトになったあとに、飼っている2匹の猫と今年結婚した奥さんを相手に話す“33分”の時間が大切だと話しました。
乗客に“発見ときめき”を提供していくことを目指しているTRAIN TV。開始が待ち遠しいですね。
\イベントの一部をYouTubeで公開/
<TEXT & PHOTO : MELOS編集部>