ライフスタイル
2020年12月24日

絶叫&絶景!「マッスルモンスター」を体験したら1年分の恐怖を味わった話 (2/2)

難易度高めのアクティビティで新世界を見た

 比較的易しいアクティビティでもヒーヒー言っていた筆者。難しいものはチャレンジできそうにないメンタルですが、やらないことには撮れ高も足りません。ということで、3階までやってきました。

 すでにいくつかアクティビティに挑み、かなり体力が持っていかれた状態を見かねて、武田さんがとっておきの休憩スポットを教えてくれました。やったー、休める!

▲足が届かず空中でもがく

「いやこれキツい!!!!」

 不安定な紐の足場を渡ると、真ん中にベンチが現れます。背後に広がる絶景と、ゆらゆら揺れるベンチ……。オンリーワンなこの状況に心休まる暇はありません。

▲到着し、相模湖をバックにひと休み。顔が固いのは本当に怖いからです

▲細い丸太を渡るアクティビティ

「とんでもない目にあった……」

▲再び木の板を渡り、その先にあるアクティビティを目指す

 そして最後に、マッスルモンスターを代表する「勇気の一本橋」にチャレンジ。名前の通り、一本橋の先にある鐘を鳴らすというアクティビティです。ここへ来たからには絶対クリアしたい!

▲一本橋は足がやっと乗るほどの細さ

「あ、ちょっと無理かも」

▲あまりの恐怖に笑うしかない

  それでもへっぴり腰になりつつ、ミリ単位で歩を進め……。

 ついに……。

 紐をつかんだ! やったー、鳴らすぞー!!!

……(無音)。

「いや鳴らんのかーい!!!!」

 思わずツッコんでしまいましたが、再び強めに振り回すと「カーン!」と鐘の音が鳴り響きました。まるで勝利を祝福してくれているかのよう。眼前には美しい山と青空が広がり、景色も最高です。この瞬間は恐怖を忘れてガッツポーズを掲げました。

▲晴れた日は富士山も見えるとのこと

 なお、下に落とすと危険ということで、通常はカメラやスマホの持ち込み絶対NG。持ち物やポケットの中身はすべてロッカーに預けて、着の身着のまま楽しみましょう。記念撮影は「お写真撮りマッスル」という写真サービス(有料)の利用を。展望台エリアなら手持ちのカメラで撮影可能です。

 体験中は恐怖で「もう無理、帰りたい!」などと叫んでいましたが、終えてみると「また来たい!」「今度は何にチャレンジしよう?」と考えている自分がいました。秋のレジャーはぜひ「マッスルモンスター」に訪れて、最高の恐怖を体験してみてはいかがでしょう? なお、週末は混んでいるため、比較的ゆったりした平日がおすすめです!


 それでは、さようなら。

【施設情報】
・マッスルモンスター
http://www.sagamiko-resort.jp/musclemonster/

・さがみ湖リゾート プレジャーフォレスト
http://www.sagamiko-resort.jp/

[住所]神奈川県相模原市緑区若柳1634
[アクセス]JR中央本線相模湖駅下車 バスで約8分
[駐車場]2500台(有料)
[営業時間]9:00~17:00  ※季節・曜日により異なる
[定休日]木曜 ※詳細はHPでご確認下さい
[料金]さがみ湖プレジャーフォレスト入園料:大人1800円、小人・シニア1100円、ペット(犬)1100円
フリーパス:大人4300円、小人・シニア3500円
マッスルモンスター料金:別途1600円(フリーパス&園内施設宿泊者は1000円)
※身長120cm以上、体重120kgまで(18歳未満は保護者の同意書が必要)

<Text:服部桃子(アート・サプライ)/Photo:玉井幹郎>

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