ライフスタイル
2024年9月24日
暖房シーズン前に「エアコンの掃除をしない」と、どんなデメリットがある? (2/3)
エアコン内部にカビが発生する原因
では、なぜエアコン内でカビが発生してしまうのでしょうか。
原因1.ホコリや油分がカビの栄養源に
エアコンは室内の空気を取り込み冷やしているため、空気中に浮遊している油分やホコリもエアコン内に取り込んでしまいます。
フィルターでブロックできないホコリや油分が内部にたまり、カビの栄養源となり増殖する原因に。
原因2.エアコン内部の湿気
冷房や除湿運転では熱交換器を冷やし、空気を冷やすのと同時に空気中の湿気を結露させて排水するため、内部の湿度が高まり、カビの成長に適した環境になってしまいます。
暖房稼働時にカビが吹き出してしまうことも…
夏のエアコン稼働時間が長ければ長いほど、エアコン内部に湿気がたまり、カビのエサであるホコリもたくさん付着してしまいます。
フィルター部分は掃除機で吸えばケアができますが、エアコンの内部はそういうわけにはいきません。
エアコンを掃除せずに放置をしておくと、使用していない秋の間にエアコン内で繁殖したカビが冬の暖房稼働時に吹き出す可能性があります。
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