SUP、シュノーケリング、フライボード。国内で体験できるマリンスポーツおすすめ10選 (2/2)

7）ダイビング（スキューバ、スキン）

　シュノーケリングに対し、空気を詰めたタンクを担いで海中を潜水するものを「スキューバダイビング」といいます。初心者はインストラクターと一緒に泳ぐことになりますが、民間のライセンス（Cカード）を取得することで自由な海中散歩が可能。なお、タンクを背負わない“素潜り”を「スキンダイビング」と呼びます。

8）SUP（スタンドアップパドルボード）

　大きめのサーフボードの上に立ち、パドル（オール）を漕いで水面を進む新しいウォータースポーツ。水の上を歩くように散歩できるのが魅力で、慣れれば誰でも気軽に楽しめます。また、ボード上でバランスを取り続けなくてはいけないため、体幹強化などフィットネスとしても注目を集めているスポーツです。

9）パラセーリング

　パラシュートをモーターボートで引っ張り、海上から上空へ浮上するマリンスポーツ。360度見渡す限りの青い空、青い海を満喫でき、その開放感は他では味わうことができません。また、ボートのスピードやロープの長さで高さを調節することができるので、高所恐怖症の方でも安心。基本的に手ぶらで参加しても問題ありませんが、年齢制限や身長制限を設けているところが多く、小さな子どもには向かないかもしれません。

10）フライボード

　水上を水面方向に向かってジェット噴射し、その水圧で空を飛ぶ「フライボード」。バランスをとるのが難しいですが、うまくいけば華麗に空を舞うことができる人気のアクティビティです。日本全国で体験できるスポットがあり、特に準備するものがないのも魅力。熟練者は空中での旋回や、宙返りして水中に飛び込むなどのかっこいい“技”を披露してくれます。

　どのマリンスポーツも、基本的には体験レッスンが充実しています。初心者はそうしたサービスを利用するとよいでしょう。インストラクターが丁寧に教えてくれるため、事故のリスクも少なくて済むはずです。今年の夏は、ぜひマリンスポーツで家族や友だちと盛り上がりましょう。

・参考サイト
日本ウインドサーフィン協会
日本サーフィン連盟

＜Text：松永貴允／Photo：Getty Images＞