インタビュー
2018年9月4日

愛乙女☆DOLL・太田里織菜「やっぱり運動するのが好き。今はフットサルにハマり中」(後編)│アイドルと、スポーツと、青春と。#14 (2/2)

フットサルにハマり、サッカーにも興味を持つように

——太田さんはアイドルフットサルリーグ「バロンiドール杯」にも参加していますよね。どういった活動なんですか?

フットサルの試合と、サッカーのテレビゲームの対戦で勝ち点を争って優勝を目指すアイドルイベントです。第6節まであって、上位チームは追加試合もある、意外と長丁場のリーグ戦なんですよ。2017年の10月から今年の6月までの第2シーズンでは8グループが参加しました。私は「愛乙女☆DOLL」チームでフォワードを任されていて、この前のシーズンでは3点決めました! 

——参加しているアイドルのなかには、初心者の方も多いんですよね?

そうですね。私もまったくの未経験だったんですけど、もともと運動が好きなので、だんだん慣れていきました。たまに強化合宿もあって、パスやドリブルといった基礎練習はもちろん、実践形式のゲームも行いましたね。

——フットサルに触れたことでサッカーに興味が出たとか。

ワールドカップのロシア大会で、日本代表戦はもちろん、いろんな試合を観ました! フットサルをやってなかったら興味なかったと思います。

——フットサルをプレイすることで、サッカーを観る楽しみを覚えたんですね。

そうですね。フットサルの練習でコーチから「サイドを使いなさい」って言われることが多かったんですけれど、ワールドカップで乾(貴士)選手がすごく上手にサイドを使っていて、こういうことかって思いました。いつもすごく良い位置に走ってるんですよね。

——他に気になった選手はいましたか?

柴崎(岳)選手は、すごく良いパスを出すので見ていておもしろかったですね。でも、いちばん凄いと思ったのは、ベルギーのアフロの選手。名前は忘れちゃいましたけれど(笑)。大会期間中はtwitterでワールドカップのことをたくさんツイートしていたんですけれど、ファンの方も一緒に見てくれて。握手会でも「〇〇選手、良かったよね」とか話します。ファンのみなさんと一緒に練習することもあるんですけれど、そういったイベントや、私のツイートをきっかけにサッカーに興味を持ってくれた人も多いみたいです。

——「バロンiドール杯」は第3シーズンの開催も決定していますよね。

試合の日は朝が早いので、ちょっと眠いんですけど…(笑)。試合が始まっちゃえばやっぱり楽しいので、次のシーズンも頑張ります!

[プロフィール]
太田里織菜(おおた・りおな)/愛乙女☆DOLL(ラブリードール)
1996年12月31日生まれ、岐阜県出身。2010年にNMB48に一期生として加入し、2012年に卒業。その後、ファンの声援が忘れられずにアイドル界へ復帰、2015年に愛乙女☆DOLLへ加入。歌唱力に定評があり、ボーカルのメインパートを担当することも多い。『ヤングアニマル』(白泉社)のグラビア投票企画「YAグラ姫2017」準グランプリなど、個人としても活躍。高校時代のアルバイト経験から、たこ焼きを焼くのが得意で、イベントでその腕前を発揮することも。
【公式Twitter】@Riopyon1231

<Text:森祐介/Edit:村上広大/Photo:今井裕治>

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