2018年9月1日

伊達公子さんと一緒に「ヨガニードラ」を体験！“寝落ち必須”の瞑想で、心の疲れを癒す (2/2)

伊達公子さんに質問タイム！

　伊達さんに、本スタジオにおける今後の展望や、おすすめコンディショニング方法などを伺いました。

――今回のスタジオプロデュースについて、伊達さんの想いを聞かせてください。

私個人ということになると、（選手としての）時間は終わって47歳になった今、これからは心と身体のメンテナンスが大事になってくると思っています。私たちの世代になるとなかなか筋肉はつきにくくなるし、本気で筋肉を作ろうと思うと、食事制限やトレーニングも相当厳しいものになります。糖質制限ダイエットなんかも、ずっと糖質を断つというのは難しいことだと思いますし。あまりやりすぎず、長く続けられるということを考えたとき、今回のようなプログラムが、私のなかにストンと入ってきました。今後も皆さんに心から勧められるようなものをセレクトし、自分自身も通いたいと思えるような場所にしていけたらと思います。

――伊達さんが行ってきたコンディショニング方法を具体的に教えてください。

40代になって回復力が追いつかなくなってきたとき、1番効果があったのは「2日連続9時間寝る」ことでした。でも、これって簡単じゃないです（笑）まず時間確保が難しい。で、次に2日目に9時間寝るのが難しい。どんなに疲れてても8時間とかで目が覚めてしまう。でも9時間連続で2日間眠ると、すごく回復します！　私にとってそれが究極の回復法ですね。とはいえ軽く身体を動かしたほうが効果的なこともあるので、そのときの自分の身体と相談ですね。

――子育て世代など、多忙な人だとスポーツを自分の生活に取り入れるというのはなかなか難しいのですが、そんな中でもヨガやピラティスを行うメリットとは？

たとえば、自分のことは二の次みたいなママだからこそ、子どもと一緒にヨガをしてみたり、軽くストレッチをするなど、ちょっと緩んだ時間を持つことが、心をコントロールすることに繋がると思います。それが結果的に子どものためにもなると思うし、ずっと張りつめた空気でピリピリしてると、考え方も固くなってしまいますし。忙しくてストレスのある方の近くにこういったスタジオがあって、スーパーの帰りとかにふらっと立ち寄って、頭の中の思考をオフにする時間を少しでも設けられたら、いい循環が作れるんじゃないかなと思います。