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2018年10月30日

子どもの参加もOK。丘珠空港緑地で10時間ぐるぐるランに参加してきた (1/2)

 全国各地で増えているマラソン大会。主催者はさまざまなアイディアや工夫を凝らしながら大会を立ち上げて運営しています。今回は北海道札幌市にて10時間走が行われると聞き、実際に参加してきました。

 この10時間走は、将来的に24時間走への進化を考えたプレイベント。札幌市では以前、24時間走が例年開催されていたものの、なくなってしまったそうです。そんな24時間走の復活を目指し、「まずはやってみよう」ということで10時間走が実現しました。どんなイベントだったのか、くわしくご紹介します。

ランナー同士が見える周回1kmのコースを走る

 会場となったのは、札幌丘珠(おかだま)空港の真横に位置する「丘珠空港緑地」の北西エリア。ちょうど1周1kmのランニングコースが設けられています。イベントでは10時間、この周回コースをぐるぐる走ります。耐久レースは数多く存在しますが、1kmという短い距離はあまり見ないでしょう。

子どもも参加OK

 今回は「子どももOK!」ということで、次男(小学2年生)とともに参加してきました。

子どもにとって10時間は長丁場ですが、好きなときに走れますし、公園内には遊具があるので遊ぶことも可能。この辺から、本イベントのアットホームさが感じられます。

 コース上には距離表示があり、アスファルトも綺麗。アップダウンも少なく、非常に走りやすいコースです。1kmという距離ですから、補給やトイレなどもこまめに行える点は魅力といえるでしょう。

 イベントとはいえ、しっかり計測が行われました。ランナーは手首にチップの入ったバンドを装着。これを計測器の中央部に当てると、音が鳴って通過が記録されます。しかも情報はすぐに専用サイトへと反映され、誰が何周目か分かるという仕組み。周回数を覚えておくのが大変と思っていたので、これは助かりました。

 周回距離が短く大きな建物などもないため、見晴らしは最高です。他ランナーの姿も見え、手を振れば振り返しをもらえるくらい。当日、スタート時は雨風があったのですが、後半は晴れてすばらしい景色を見ながら走れました。

 空港が真横ということで、ときどき飛行機やヘリコプターの姿も。いったい何機見たか、数えきれないほどたくさん飛んでいました。しかし通るたび、飽きもせずつい見上げてしまいます。

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