2019年4月13日

島全体がひとつの絵画展に。街を彩るアートに囲まれながらグアムで旅ランしてきた (4/4)

グアム島全体がひとつの絵画展に

 実は、島中のウォールアートの多くが、グアム島以外のアーティストが描いたものも多いようで、ローカルの芸術家とは異なった視点や感性で、グアムの文化を捉えた作品も多く見ることができました。

 そろそろ、サンセットに迫る時間の景色にも映えて、私の想像力を一掃かきたてる壁画は、グアムの街を一掃、映えさせていました。私が走ったコースに見られたウォールアートは、アーティストの感性や作風も、それぞれ異なり、まるで、グアム島全体がひとつの絵画展になったかのようでした。

▲美しい海中世界を描いた壁画

 オーシャンビューでリゾート地として親しみやすいグアムは、実は、アートな顔も持ちあわせていました。グアムのウォールアートを満喫したところで、いよいよ、ユナイテッド・グアムマラソン2019を迎えます。

 今年のグアムは、どんな“顔”を見せるのか? ウォールアートランの“前哨戦”を終えようとしていた私は、息をのむようなグラデーションの夕日を目指し、ホテルロードを直進し、全身にサンセットの風景に包まれて、空一面のアートに包まれました。

▲ホテルロードの最北端、ガンビーチの夕日も映えますよね

[筆者プロフィール]
内田英利(うちだ・ひでとし)
1971年生まれ、茨城県出身。フィットネストレーナー、パーソナルトレーナー。株式会社フィットネス・ゼロ代表取締役。日本大学卒業後、立命館大学に進学。立命館大学在学中に運動生理学などを学び、その後、米国の栄養学修士課程を経る。全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会(NESTA)認定講師、日本成人病予防協会認定講師、健康管理士一般指導員、健康運動指導士。京都造形芸術大学非常勤講師。元貴乃花親方との共同開発プログラム「シコアサイズ」を販売。フルマラソン歴15年。ベストタイムは2 時間45 分1 秒。
【公式サイト】パーソナル・フィットネス コアフォレスト https://coreforest.com/

<Text & Photo:内田英利>

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