2019年5月14日

【実食レポ】吉野家×RIZAP初コラボはなぜ誕生?高たんぱく低糖質「ライザップ牛サラダ」の筋肉メシ具合がすばらしい (3/3)

 株式会社吉野家ホールディングス執行役員・グループ商品本部素材開発部部長で農学博士の辻智子さんも、次のように語っていました。

「 “高たんぱく質、低糖質”を目指すために、まずは牛丼からごはんを抜きました。その代わりにミックス野菜やブロッコリーなどを土台に変更しました。より高たんぱく質にするため、牛丼の具にプラスして鶏肉、たまご、そしてミックスビーンズなどを加えました。このように話すと簡単に高たんぱく低糖質が実現できたかのように感じられるかもしれませんが、食品というのは1種類の栄養素でできておりませんので、たんぱく質を増やそうと思ってビーンズを入れると糖質も増えてしまうとか、複雑な連立方程式のようなものをうまく解きながら、RIZAPさんの公認を得られるようなバランスに整えたという、けっこうハードルの高い開発でした」(吉野家ホールディングス・辻智子さん)

▲(左)辻智子さん、(中央)幕田純さん、(右)RIZAP株式会社管理栄養士の柳井美穂さん

さっそく試食! お味は?

 ボディメイクに最適な「ライザップ牛サラダ」。テイクアウトも可能ということで、お持ち帰り用の容器でいただきました。

 半熟たまごを乗せて、和風醤油ドレッシングを振りかけます。まずはブロッコリーから。シャキッとした食感に驚きます。牛肉部分は吉野家のあの味。キャベツと一緒に食べると野菜不足解消がはかどります。お米が入っていないので物足りないのではと感じましたが、食べ終わる頃には満腹。食物繊維が豊富なうえ、ブロッコリーなどをよく噛むことで満腹スイッチがオンになったのかもしれません。むしろお腹いっぱいです。

 ダイエット中の人、栄養バランスを整えたい人、筋肉をつけたい人……さまざまなライフスタイルで活躍しそうな「ライザップ牛サラダ」。まだ食べていない人は、ぜひお試しを!

<Text & Photo:編集部>

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