“0泊2日弾丸プラン”。グアムマラソンで初の海外マラソン大会を満喫してきた! (5/6)
美しい朝焼けに遭遇
ユウさんはグアムマラソン名物である、スタート直後に待ち構える急な上り坂でも、省エネランを心掛け、確実に脚を運んでいました。5時。10キロ過ぎまでは、暗闇の中のランで、若干の疲労を感じているものの、まだまだ表情にも余裕があり、元気に深夜のアガニア湾沿いのマリンコードライブを走っていきます。
5時15分過ぎ。そうこうする内に、あっという間に折り返し地点に到着。ユウさんは、来た道を戻るのみと気合を入れて、折り返し後も続く真っ暗な景色の中を、ゴールに向かって、一歩一歩、足を運んでいきました。
▲折り返し地点を通過。まだまだ、体力にも余裕がありそう
沿道では、バンド演奏で盛り上がっていたり、ローカルのボランティアの皆さんが「Keep Going!」と励まし続けてくれたりするのは、疲れたランナーの背中、いや心を、穏やかに押してくれます。
5時30分過ぎの15キロ地点。ゴールまで残り5キロとなったところで、グアムの闇がまもなく明けるべく、夕やみのような明るさをのぞかせたとたん、絵具で染めたような、えも言われぬ景色に、思わず言葉を失ってしまいました。過去の大会ではお目にかかったことがないいであろう絶景が、目の前を覆ったのです。
▲残り5キロでの絶景ショット
ワインレッドのグラデーションが、朝日の光が混ざったかと思うと、あっという間にサンライズ。時間にして、わずか10分程だったでしょうか。「内田先生!写真撮りたーい!」という、ユウさんの声にも気が付かない程、目の前で繰り広げられた景色の変化には、ただただ圧巻でした。
▲絶景を前に「グアムマラソンが、終わってほしくない!」
▲サンライズ後は、約3キロも延々と続く上り坂
▲上り坂も笑顔で駆け上がるユウさん、その理由は?
6時。最後の気力を振り絞って、坂道を駆け上がると、ビックなサプライズが! それは、今大会のアンバサダーである“Qちゃん”こと高橋尚子さんが、ゴールを目指すランナー一人一人に、声を掛けてくれているではありませんか?
▲今大会のアンバサダーである“Qちゃん”こと高橋尚子さんが上り坂を登り切ったところで出迎えてくれたからでした
絶景のグアム、高橋尚子さんとの2ショットを撮れるなんて、とはしゃいだユウさんは、ゴールまでの残り1キロの下り坂を、笑顔でスピードアップ。そして、ゴールゲートの奥で、ローカルの子供たちの笑顔に出迎えられ、無事にゴール!
▲ゴール!
6時30分過ぎ。グアム国際空港に降り立った5時間後に見事、ハーフマラソンを走りきりました。完走メダルを首に掛けてもらい、アガニア湾&タモン湾をリゾートランする、今回のメインイベントを、楽しく終了しました。
▲ユウさん、ハーフマラソンを見事完走
▲ユナイテッド航空を利用して参加したランナーには、ユナイテッド航空のホスピタリティテントで、軽食や飲みものを摂って、ゆっくり休むことが可能