2025年5月27日

エアコンの送風、1時間の電気代は【約0.4円】!室温28℃までなら冷房代わりにオススメ

暑いような、そうでもないような。冷房をつけるのは憚られるけれど、扇風機で過ごしていても微妙に暑いんだよなぁ……そんなときはエアコンの「送風」がおすすめだそう。

パナソニック エアーマイスターの福田風子さんが、この時期のエアコン節電のハウツーを教えてくれました。

エアコンの送風1時間の電気代は「約0.4円」

この季節の節電術としておすすめなのが「送風運転」の活用だといいます。冷房運転と比較すると送風運転は消費電力が小さく、1時間の電気代は約0.4円※。

もちろん暑い時期は冷房をつけないと室内でも熱中症にかかってしまいますが、室温が28℃未満であれば、送風運転でも快適に過ごすことができます。

風速が1m/秒あがると、体感温度は約1℃~2℃程度下がると言われています。いわば部屋全体に扇風機をかけるようなものでしょうか。ちなみに、風速1m/秒は、扇風機の中程度の風速に相当するそうです。

暑いけれど冷房をつけると寒いし、扇風機だと微妙に暑いという、この時期ならではの節電術ですね。

※:消費電力量約12Wh。電力料金めやす単価31円/kWh(税込)[2022年7月改定] で計算。ご使用条件等によって異なります。 (LXシリーズは、換気運転をしない場合の電気代)

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プロフィール

パナソニック株式会社 空質空調社パナソニック エアーマイスター 福田 風子

自宅に異なる4機種のエアコンを設置し、機能の違いや風の違いを感じ分ける。スマホを使って家中のエアコンを遠隔操作したり、時にはカビの発生したエアコンを自ら入手・分解して調べるなど担当の枠を超えてちょっとしたエアコンマニア。

<Edit:編集部>