男女500人に聞いた、「実家に帰りたくない理由」ランキング (1/2)
株式会社ビズヒッツは、実家に帰りたくないと感じることがある男女500人を対象に、「実家に帰りたくない理由に関する意識調査」を実施しました。
久しぶりに顔を見せたい気持ちはあっても、家族との関係性や生活環境の違いなどから、帰省をためらってしまう人は少なくありません。
今回の調査では、そうした本音をランキング形式で可視化しています。
7位 家が寒い
・寒すぎてお風呂に入るのがおっくう(30代 女性)
・純日本家屋の広い和式の家なので、冬は廊下や玄関が寒すぎる(50代以上 女性)
「寒い地方だから」というよりも、家の古さや断熱性の低さ、暖房器具の不足を理由に挙げる人が目立ちました。
実家を出たあとに「自分の部屋にエアコンがない」と気づき、居心地の悪さを感じるケースもあるようです。
同率5位 家族と不仲
・親との関係性が悪いため、帰ってもいいことがない(30代 女性)
・親との関係が良くない。「親からの過干渉」「理解されない」「否定的な言動を受けてきた」などの経験があり、帰省が苦痛になることもあります(50代以上 男性)
帰省すれば家族と長時間過ごすことになるため、関係性が悪い場合は精神的負担が大きくなります。過干渉や否定的な言動など、長年の積み重ねが帰省への抵抗感につながっているケースもありました。
関連記事:「親からの愛情不足で育った大人」の特徴とは。こんな問題行動や思考の偏り、ありませんか?
同率5位 家が汚い
・物が散らかっていて掃除もおろそかなので、汚いと感じる(20代 女性)
・家の中が埃っぽく、くしゃみがよく出るから(30代 男性)
・家が古くてぼろく、トイレが汚い(40代 男性)
「掃除が行き届いていない」「物が多い」「水回りが汚れている」といった声が寄せられました。
家族の高齢化により掃除が難しくなっているケースもあり、清潔さへの不安が帰省をためらわせる要因になっています。
4位 地元の知り合いに会いたくない
・私は大学受験に失敗したので、有名大学に進学した高校時代の友人に会いたくない(30代 男性)
・地元の知り合いや雰囲気が大嫌い(50代以上 男性)
実家そのものではなく、「地元」にネガティブな感情を抱いている人もいました。過去の失敗体験や人間関係が、帰省によって再び呼び起こされることを避けたいという心理がうかがえます。
3位 実家が遠い
・新幹線を使えば便利だけれど出費がかさむ。高速バスだと時間がかかりすぎてしまう。そう考えていると、なかなか実家に帰ろうという気持ちにはなれません(30代 女性)
・子どもが小さい頃、長距離の移動が大変だったので実家に帰るのがおっくうになってしまった(50代以上 女性)
距離の遠さは、時間的・体力的・金銭的な負担につながります。
とくに仕事が忙しい人や、小さな子どもを連れての移動が必要な人にとっては、大きなハードルになっているようです。
2位 会話を面倒に感じる
・親の「笑いのノリ」や「話題の種類」がおじいちゃんおばあちゃん化してきているなと思って、しんどく感じる(30代 男性)
・父親が相手の気持ちも考えず、ずーっと喋り続けていて疲れる(40代 女性)
・母の話が長すぎて、相手をするのに疲れるからです(50代以上 女性)
「話が長い」「一方的に話される」といった点が、会話への疲れにつながっています。
久しぶりに会えて嬉しい、普段話し相手が少ないといった親側の事情が背景にある場合も考えられますが、子ども側には負担として受け取られやすいようです。
関連記事:「父親からの愛情不足」で育った男性の特徴とは。大人になってどんな問題が起きやすい?








