2018年12月18日

ミクシィのヘルスケア事業が本格化、ジムを都内にオープン。AI活用、女性専用、月額7000円 (1/2)

 ミクシィグループのスマートヘルスが12月18日、女性専用コンディショニングジム「ココサイズ」の1号店を2019年1月23日(水)に、東京都世田谷区桜新町にオープンすると発表しました。

ミクシィの子会社、初の本格ヘルスケア事業

 スマートヘルスは、SNS(mixi)やスマホゲーム(モンスターストライク)の領域などで著名なミクシィによって2017年に設立されたヘルスケアを扱う子会社です。

 設立当時より、研究機関との連携をはじめ、サービスを提供する実店舗のオープン、ヘルスケアアプリの提供、サービス利用者のPHR(Personal Health Record)を蓄積したデータベースの構築など、多角的なアプローチで日本の健康寿命延伸に取り組む方針を示していたため、どのようなサービスがスタートされるのか注目を集めていました。

 今回の女性専用コンディショニングジム「ココサイズ」オープンが、同グループ初の本格ヘルスケア事業参入となります。

これまでのコンディショニングジムとの差は?

 IT系のミクシィグループが手がけるというということで、これまでのコンディショニングジムとどこが異なるのかというのが気になるポイントです。

 同社発表によると、これまでのジムでは、身体の状態をプロのスポーツトレーナーが目視や手技で判断し、適切な運動指導をする、どこか属人的なプロセスとなっていましたが、同社が手がける「ココサイズ」では、大掛かりな測定機器を必要としないAI(人工知能)を用いた独自のシステムを開発。システムがカラダの状態を判断し、適切な運動処方までつなげることが可能となったそうです。

 さらに、高価なマシンを使用しないコンディショニングプログラムをグループトレーニングの中で実施することで、コストを抑えた価格(月額7,000円、税別)を実現。より通いやすいジムが実現されました。

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