地元が見守ってきた箱根駅伝とは。小田原中継所の鈴廣蒲鉾、出場校が愛用する常宿の女将に聞きました (3/3)
さらに関東学生連合の選手たちや予選会敗退校の選手も「来年こそは母校の“襷”をつなげたい。いつか必ず箱根で走る」という想いを胸に泊まりに来るそう。まだ日の目を見られていない背中を応援できることも常宿としての魅力のひとつなのかもしれません。
実際に“箱根駅伝”を感じてみよう
「箱根駅伝のルートを走ってみたい! 同じコースでサイクリングしたい!」と箱根駅伝のコースをたどるために、どちらの常宿さんにも駅伝ファンが泊まりに来るそうです。
箱根駅伝のコースを走る人が実際にいらっしゃるとは……。箱根駅伝への熱意が伝わってきますね。
チャレンジをするなら、“湘南国際マラソン”のような交通規制がきちんとされている日をオススメします。湘南国際マラソンは、箱根駅伝と同じコースを走れるマラソン大会なんです。箱根の山は道幅がせまく、一般道の交通量が多くて危険なので……。個人的にチャレンジされる方は十分注意をしてください!
今回、インタビューに応じてくださった方に、箱根駅伝についてお聞きしたところ、みなさん声をそろえて「本当に感動する」とおっしゃっていました。
実は筆者も箱根駅伝ファン。仲間が待つ場所へ向かっていく姿を見るだけで、毎年心を揺さぶられます。選手が通り過ぎるのはたった一瞬ですが、選手たちのさまざまなエピソードを思いながら観戦すると、勝手にアツくなってしまうのです。
みなさん、次の箱根駅伝はぜひ沿道で! 選手の力強い走りを目に焼きつけながら、地元の方と一緒に箱根駅伝を応援しましょう。
《関連サイト》
・鈴廣蒲鉾本店
https://www.kamaboko.com/
・ホテルむさしや
http://6348.info/
・やまいち旅館
http://www.yamaichi-shonan.co.jp/
<Text:アート・サプライ/Photo:鈴廣蒲鉾本店・ホテルむさしや・やまいち旅館提供>