インタビュー
2019年3月25日

NMB48・川上千尋「今でもフィギュアスケートの練習は続けてるんです」(後編)│アイドルと、スポーツと、青春と。#19 (4/4)

――現在発売中の新シングル「床の間正座娘」では、2回目の選抜入り。個人としても、飛躍の年にしたい気持ちもあるのでしょうか?

チームを引っ張ることはもちろんですけど、やっと入れた選抜というポジションも維持しつつ、個人としても頑張りたいですね。今の自分にできることを考えたら、やっぱり武器になるのはフィギュアスケートだと思うんです。その技術が錆びつかないように、できるだけスケートリンクに通って練習するように心がけています。

――Twitterでは、「#ちっひーのフィギュアスケート講座」というハッシュタグで、いろんな技を自身で実践して解説する動画をアップしていますよね。どれくらいの頻度で撮影しているんですか?

リンクで練習する毎に数回分を撮影しています。去年はいちばん多いときで週に3回は通っていましたね。今年はそんなにたくさんは行けてないのですが、なるべくたくさん練習しておきたいです。久しぶりにジャンプをすると脳が揺れたり、胃が浮いたりして変な気分になるんですよ。「昔はこんなのを毎日やってたのか……」と考えると、すごいことをやっていたなと自分でも思います(笑)。

――今でもできる技はありますか?

ブランクがあるのでダブルアクセルは無理ですけど、ダブルサルコウなら飛べます。いつお仕事が来てもいいように、準備をしているつもりです。もっと練習して、いつかエキシビジョンに出られるくらいまで持っていけたらいいですね。

――選手にも取材できる機会もあるといいですね。

そうですね。過去に一緒に練習していた選手や、同じ大会に出ていた選手がテレビに出る機会も増えているのでぜひ。友野一希(ともの・かずき)選手とはずっと一緒に練習していたし、三原舞依(みはら・まい)選手とは大会で一緒になったこともあるので、いつか取材してみたいですね。

[プロフィール]
川上千尋(かわかみ・ちひろ)/NMB48チームN
1998年12月17日生まれ、大阪府出身。相性は「ちっひー」。2012年、NMB48に4期生として加入。現在はチームNのキャプテンを務める。特技のフィギュアスケートは6級の腕前で、自身のTwitterではフィギュアスケート講座の動画をアップしている。阪神タイガースのファンで、2018年には応援コミュニティ「TORACO」の応援隊長も務めた。
【公式Twitter】https://twitter.com/kchi_hi1217

<Text:森祐介/Edit:村上広大/Photo:室岡小百合>

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