2024年1月2日

自分が走るとしたら何区?【箱根駅伝】全10区(コース)の特徴 (2/4)

4区:平塚~小田原 20.9km

テレビ映像では平坦な道がずっと続いているようにみえるが、細かなアップダウンが地味に続く。時間的に日中になるので天候によっては気温が上がることも。5区の山上りに備えタイムをかせぎ、いい位置で襷をつなぎたい。

牧野さんの解説:
4区になると選手もだいぶばらけてきますので、どちらかというと集団よりも一人で走るのが強い選手を置きたいですね。4区は景色が変わらないので、淡々とまっすぐな道を走るのが好きな人に向いている区間です。3区もそうですが、4区も一人で我慢強く走れることが必要になります。

5区:小田原~箱根・芦ノ湖 20.8km

高低差800m以上を一気に駆け上がる山上りは箱根駅伝最大の見どころ。16㎞付近の最高地点を過ぎるとそこから3㎞ほどは一転して下りとなる。どの選手が強いか走ってみないとわからない、予想のつかない難コースである。

牧野さんの解説:
走り方で向き不向きが大きいのが5区。地面を蹴りすぎる人は上りに向いてないです。地面に足を置いていく走り方の人、もしくは地面の力使って次の足が出てくる人、膝が前に出てくる人が向いています。最高地点まで上りきって、その後少し下って最後は平坦になる。ここで走りがうまく切り替えられるかがポイントです。

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