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自分が走るとしたら何区が向いてる?箱根駅伝全10区(コース)の特徴【箱根駅伝2019】 (1/3)

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 お正月といえば箱根駅伝。家でのんびりテレビ観戦するのを恒例としている人も多いのではないでしょうか。10人のランナーが襷(たすき)をつなぐ東京大手町~箱根間の往復217.1㎞。その全10区のコースにはそれぞれどのような走りをするランナーが向いているのか、Japanマラソンクラブ完走請負人・牧野仁さんにお話を伺いました。

集団走からはじまる往路。ガマン強さも必要

1区:大手町~鶴見 21.3km

前半は平坦でまっすぐな道で、例年、集団走がしばらく続く。後半の立体交差や橋のアップダウンでの走りが勝負のポイント。この日のレースの流れを決める重要な区間であり、各校の戦略により慎重な駆け引きが行われる。

牧野さんの解説:
トップを走る選手に離されたとしても見える位置でついていくとか、いや無理についていかないほうがいいとか、いろんな戦略を立てなければならないのが1区です。自分の思うペースで行くことが許されない場合もある。熱い気持ちはありつつも、冷静になれる人に向いています。

2区:鶴見~戸塚 23.1km

各校のエースが集結する区間。『花の2区』と呼ばれる。距離が長く、中盤に最大の難所といわれている権太坂を上り、さらにラスト1㎞に厳しい上りが待ち受ける。2区でどの選手が出てくるかが往路序盤の見どころである。

牧野さんの解説:
2区で主導権がとれれば、往路優勝する可能性が非常に高くなる。できればここで差をつけておきたいわけです。ただ直線で速ければいいのではなく、さらにアップダウンにも対応できる本当の実力者でないと、2区を勝つことは難しいです。もともとのポテンシャルの高い、オールラウンダーの選手に任せたい区間です。

3区:戸塚~平塚 21.4km

上り坂の途中で襷を受け取り、上りきった後しばらく緩やかな下りが続く。10㎞を過ぎると海沿いの平坦な道となり、18㎞付近の湘南大橋からは富士山が眺められる。2区からの流れを維持または修正するのが3区の重要な役割である。

牧野さんの解説:
海の近くは向かい風が強く、正面から日差しがまっすぐ入ってくるので、かなり体力が奪われます。風をどう受けるか、気温がどうなっているか。遮るものがないときには寒さ、暑さ、風といろんな要素が入ってくるので、天候状態が気になるのが3区ですね。平坦なコースをコツコツ走れる人に向いています。

次ページ:箱根駅伝の代名詞「5区の山登り」のポイントは?

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