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「毎日腹筋100回してもお腹割れないんだが?」その理由をトレーナーに聞いた (2/2)
腹筋を割りたい人が食事面で気をつけること
腹筋を割りたいなら、日々のエネルギー摂取量を把握することも大切です。
私自身10年以上のトレーニング指導の経験から、多くの方は「食べていないつもりでも、実際にはかなり摂っている」ケースが少なくありません。
たとえば、食事内容をスマホのアプリなどに記録してみると、自分が考えていた以上にカロリーを摂取していることに気づくことがあります。
自己認識と実際の摂取量にギャップがあれば、ダイエットに必要なカロリーの範囲内で生活を再構築するのが第一歩。
実際の摂取量を明確にしたうえで減量を進めていけば、腹筋が見えやすい状態に近づきやすくなります。
むしろデメリットだらけ? 毎日腹筋トレーニングを数十回行う人に伝えたいこと
腹筋を割るためには、腹筋のボリュームも重要な要素です。筋肉は高負荷をかけることで筋断面積が増えやすい特性があり、腹筋も例外ではありません。
毎日数十回軽めに行うよりも、腹筋ローラーやプレートを使うなど負荷を高め、低回数で限界まで追い込むトレーニングを組み込むと、筋肉が肥大しやすくなります。
もし毎日腹筋運動を数十回ずつこなしているだけだと、筋肉は刺激に慣れてしまい肥大が進みにくくなります。
まとめ
● 「腹筋が見えない」原因の大部分は、筋肉不足というより脂肪が割れ目を覆っていること
● 有酸素運動で脂肪を減らしながら、食事コントロールで摂取カロリーを見直し、負荷を意識した腹筋トレーニングで筋肉を肥大させることが最短ルート
監修者プロフィール
トレーナー山岸 慎
2011年からトレーナーとして、モデル・アーティスト・俳優のサポートを行う。現在はJリーガーなどトップアスリートをはじめ、運動初心者まで様々な身体レベルの方のトレーニング指導を行なっている。所有資格NSCA-CSCS。
・パーソナルトレーニングジム STUDIO KOMPAS渋谷南平台
・ストレッチリラクゼーションサロン ESL(エッセンシャル ストレッチ ラボ)
<Edit:編集部>