「背伸び」を続けた結果、どんな変化が出る?1週間~1か月の変化
背伸びは両腕を上げてグーッと伸びるシンプルな動作ですが、凝り固まりやすい肩や背中を動かし、姿勢をリセットするきっかけにもなります。デスクワークが続いたときの気分転換にもぴったりです。
では、そんな「背伸び」を毎日の習慣にすると、体にはどんな変化が期待できるのでしょうか。続けることで期待できる変化を、理学療法士・パーソナルトレーナーの大松 茉央登さん監修の記事より一部抜粋してお届けします。
背伸びをすると、どんな効果が期待できる?
背伸びには、リラックス効果だけでなく、体にとってうれしい変化もいくつかあります。具体的には、どのような効果が期待できるのでしょうか。ここでは、代表的な4つの効果を紹介します。
肩や背中まわりの筋肉を伸ばせる
腕を上に伸ばすと、肩や背中まわりの筋肉がじんわりと伸びていきます。デスクワークやスマートフォンの操作で前かがみの姿勢が続くと、肩や背中の筋肉は縮こまりがちです。
背伸びは、その縮こまった状態をゆるめ、気持ちよくほぐしてくれる動きといえるでしょう。
深い呼吸をしやすくなる
背伸びで胸を開くように腕を伸ばすと、肋骨まわりが広がり、自然と呼吸が深くなります。浅い呼吸が続いていた方でも、背伸びをきっかけに大きく息を吸い込むことで、気分がすっきりする場合も多いです。
長時間同じ姿勢によるこわばりをリセットしやすい
座りっぱなしや立ちっぱなしなど、同じ姿勢が続くと、筋肉や関節はこわばっていきます。背伸びは全身をまんべんなく伸ばせる動きなので、こまめに行うことで、そのこわばりをその都度リセットできます。
姿勢を意識するきっかけになる
背伸びで体をまっすぐに伸ばす感覚を味わうと、普段の姿勢がどれだけ丸まっているかに、ふと気づかされます。
この気づきが、日常で姿勢を意識する入り口となり、猫背や巻き肩など、普段の姿勢を見直すきっかけになるでしょう。
毎日背伸びをするとどうなる? 1週間〜1ヶ月で感じやすい体の変化
毎日、背伸びを続けていくと、体にはどのような変化が現れるのでしょうか。ここでは、1週間から1ヶ月というスパンで、時期ごとに感じやすい変化を紹介します。
※変化には個人差があります。また、背伸びだけで姿勢や体型が大きく変わるものではありません
1週間|体を伸ばす心地よさを感じやすくなる
背伸びを始めて最初の1週間は、体を伸ばす心地よさをじんわりと味わえる時期です。長時間同じ姿勢を続けたことによるこわばりがゆるみ、背中や肩まわりが軽く動くように感じる方も少なくありません。
自然と深呼吸しやすくなり、ちょっとした気分転換にもなるでしょう。

2週間|姿勢を意識する時間が増えてくる
2週間ほど続けると、猫背や姿勢の崩れに、ふと気づく場面が増えてきます。デスクワークの合間に体を動かす習慣が少しずつ根づき始め、肩や背中に張りを感じた瞬間、意識しなくても自然に背伸びが出るようになる方もいるでしょう。
3週間|体をこまめに動かす習慣が身につき始める
3週間が経つ頃には、同じ姿勢を長時間続けることが減り、こまめに体を動かす習慣が根づいていきます。背伸びはリフレッシュの一つとして生活になじみ、仕事や家事の合間にも無理なく取り入れられるようになるでしょう。
1ヶ月|毎日のセルフケアとして定着しやすい
1ヶ月続けると、背伸びはもはや特別な行動ではなく、毎日のセルフケアとして定着していきます。体がこわばったと感じたとき、自分でリセットしようとする意識も自然に身についていくはずです。
こうした積み重ねが、ストレッチや軽い運動など、新しい習慣を始めるきっかけになることもあるでしょう。
監修者プロフィール
理学療法士・パーソナルトレーナー
大松 茉央登(おおまつ まおと)
■経歴
2016〜2022年 総合病院勤務
2022~2024年 訪問看護ステーション勤務
2024~現在 理学療法士による整体パーソナルトレーニング・ピラティスジム HabiGym 三軒茶屋 代表
■保有資格
理学療法士
3学会合同呼吸療法認定士
<Text:外薗 拓 Edit:編集部>








