目標は“サブ5”。40代、おっさんたちの初フルマラソン挑戦記 (3/3)
目標タイムも達成! 完走!
日頃の練習の成果を発揮すべく、最後の1kmはギアを上げたペースでラン。テンションも維持し続けて走り抜き、無事、フルマラソンを初ゴール! 完走しました!
▲マコト君、無事に初マラソンを完走!そして、可愛らしいボランティアスタッフからも、完走メダルもゲット
タイムも、見事4時間45分でサブ5達成!という、二重の喜びを感じながら、笑顔で初マラソンを終えたのでありました。そして、マコト君の後を追って、ツトムくんも無事に完走を果たしました!
▲ツトム君も初マラソン完走。2人とも、おめでとうー!
▲ツトム君は、レース途中で、応援に来ていた同級生(マサエちゃん:左、ミヤちゃん:中央)と談笑する余裕も!
同窓会ラン・完結編を、見事、フルマラソン完走というゴールで終えたマコト君&ツトム君。彼らを囲むように同級生のみんなでその後の懇親会で、初マラソン談議に花を咲かせ、楽しい宴の時間は、瞬く間に過ぎていきました。
▲懇親会は、初マラソン中に起きたハプニングなどの“裏話”で盛り上がりました
秋の水戸を駆け抜けた「水戸黄門漫遊マラソン」は、初のフルマラソンを走り終えた、マコト君とツトム君に「歩かないで走り切る!」という新たな目標を、そしてランニングの楽しさをプレゼントしたようでした。
私の同級生の出身県でもある茨城県で開催された「水戸黄門漫遊マラソン」は、千波湖や偕楽園公園を巡りながら、自然を満喫できるコースです。ちなみに、最後41㎞過ぎの急すぎる上り坂について、ゲストランナーとして参加されていた、スポーツジャーナリストの増田明美さんは「ゴールへの“幸せの扉”」と称されていました。
▲ハロウィンが近いこともあって、多くの仮装ランナーがファンランしていました
終盤までは、アップダウンもほとんどなく、諸国を漫遊した徳川光圀公になった気持ちで、地元“茨城弁”の暖かい声援に後押しされながら、無理無く走れる、風光明媚な“旅ラン”コースが続きます。
▲千波湖からの風が、心地良く、ランナーの火照った身体を冷やしてくれます
初マラソンにチャレンジするには、どこの大会に出ようかな? と目標を定め兼ねている、ランニングの初心者にとっても、ボランティアの皆さんの心温まるおもてなしや、コース中に気になるトイレスポットも気にすることのない、100団体以上のトイレボランティアも控える、安心して皆さんを完走に導いてくれるおススメコースです!
▲初フルマラソンにチャレンジするには、ベストな大会の1つですよ。会場まで、水戸駅から徒歩5分程度と便利
▲リカバリー食はもちろん、名物「水戸納豆」を食べ比べ!
今回は、なんといっても、完走した“戦士”を、地元の同級生が迎えて、お互いの近況を報告し合いながら健康であることを確かめ、かつ、昔からの友情も深めることができる素晴らしい“同窓会”になることにも、感謝&感激となった大会になりました。
[筆者プロフィール]
内田英利(うちだ・ひでとし)
1971年生まれ、茨城県出身。フィットネストレーナー、パーソナルトレーナー。株式会社フィットネス・ゼロ代表取締役。日本大学卒業後、立命館大学に進学。立命館大学在学中に運動生理学などを学び、その後、米国の栄養学修士課程を経る。全米エクササイズ&スポーツトレーナー協会(NESTA)認定講師、日本成人病予防協会認定講師、健康管理士一般指導員、健康運動指導士。京都造形芸術大学非常勤講師。元貴乃花親方との共同開発プログラム「シコアサイズ」を販売。フルマラソン歴15年。ベストタイムは2 時間45 分1 秒。
【公式サイト】パーソナル・フィットネス コアフォレスト http://coreforest.com/
<Text & Photo:内田英利>