ウェルネスフード
2025年1月20日

運動する人にひとつ野菜を勧めるならどれ?管理栄養士が選んだのは… (1/2)

トレーニングや運動を頑張るなら、体を内側からサポートする栄養も重要です。とくに、野菜には筋肉の回復を助けたり、疲労を軽減したりする成分が豊富に含まれています。

しかし、どの野菜を選べばいいのか迷うこともあります。

今回お話を伺ったのは、東京慈恵会医大栄養部の管理栄養士、赤石定典先生。「運動をする人におすすめの野菜」をはじめ、栄養素をしっかり体に届けるための簡単レシピを教えてくれました。

—— 運動する人が摂っておくとよい野菜は?

おすすめは赤パプリカです。

抗酸化ビタミンであるビタミンA、ビタミンC、ビタミンEが含まれているのも魅力で、特に外で行う運動には肌ケアの意味も込めておすすめです。

ただし、ひとつの野菜を偏って食べるのではなく、種類と量を増やすことが大切です。

種類を増やすことでさまざまな野菜からファイトケミカル(植物が作り出す成分のこと。ポリフェノールやサボニンなど、人の免疫力を高め健康維持に役立つとされている)が得られるでしょう。

また、トレーニングの目的によって野菜の種類を選ぶこともありとは思いますが、他の食材との組み合わせも大切です。

—— 体力をつけるために必要な栄養素が得られる食べ合わせは?

牛レバーと赤パプリカを使った炒め物がおすすめです。特に運動の程度にもよりますが、スポーツ貧血が起こる方であれば牛レバーとの組み合わせが良いでしょう。

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