
ヘルス&メンタル
2025年2月21日
男性ホルモン「テストステロン」が減るとどうなる?不足のサイン17選 (3/3)
テストステロンの減少で「男性更年期」を発症することも
血中のフリー・テストステロン値が8.5pg/mL未満(※)の場合、「男性更年期障害」を発症しやすくなります。
男性更年期障害になると、疲労感・気分の落ち込みなど体と心の不調が出てくるようになります。
(※)11.8pg/mL以上であれば正常とされています。
「男性更年期障害」の主な症状
- 疲れやすい
- 筋肉痛・関節痛
- 肥満(メタボリックシンドローム)
- 不安感が増して、気分が落ち込む
- イライラして、怒りっぽくなる
- 集中力・意欲の低下
- 判断力・記憶力の低下
- 性欲の低下
- 眠れない
- 頻尿
- 発汗・ほてり
「男性更年期障害」は治療をおすすめします
「男性更年期障害」を放置した場合、うつ病や自律神経失調症を発症するといったリスクがあります。症状に心当たりのある方は、泌尿器科で受診しましょう(※)
(※)治療に対応していないケースもあるため、事前にホームページや電話などでご確認ください
「男性更年期障害」の治療法
▼男性ホルモン補充療法
テストステロンを注射で投与する治療です。血液中に直接男性ホルモンを補填するため、即効性があります。1ヶ月に1~2回程、腕やお尻に注射を打ちます。
(※)テストステロンを投与することで、精巣機能が低下するケースがあるため、子どもを希望している場合は、別のホルモンを注射する場合があります
(※)投与量が多すぎると、脳梗塞を起こすリスクがあるため、治療中は定期的に血液検査を行います▼薬物療法
症状が比較的軽い場合には、内服薬での治療も可能です。症状に合わせて漢方薬を処方するケースもあります。
自分でできるテストステロンの増やし方
自分でできるテストステロンを増やす方法として、以下などを意識して行うとよいでしょう。
- 1日7~8時間の睡眠時間を確保する
- 「20分程度の運動」を週に2回以上行う
- バランスのよい食事をとる
男性ホルモンは睡眠中につくられるため、しっかり睡眠をとりましょう。さらに運動することで、男性ホルモンが生成されやすくなります。
バランスのよい食事は、体を正常に機能させるうえで大切です。運動のエネルギーを補給するためにも、食事はきちんととるようにしましょう。
監修者プロフィール
荒牧内科 荒牧竜太郎院長

福岡大学病院
西田厚徳病院
平成10年 埼玉医科大学 卒業
平成10年 福岡大学病院 臨床研修
平成12年 福岡大学病院 呼吸器科入局
平成24年 荒牧内科開業
<Edit:編集部>
※本記事は、Medicalook(メディカルック)で掲載されていた内容を移管し、加筆・修正したものです。