ヘルス&メンタル
2025年2月24日

憂鬱な気分から抜け出せない……対処法は?専門家おすすめの「リセット術」 (2/2)

解消法その2 日常生活を少しだけ変えてみる

いつも同じ食事や単調な生活を送っているときは、日常生活を少しだけ変えてみてください。たとえば以下などです。

  • 食べたことのない料理を作ってみる
  • 部屋の模様替えをする
  • 家具や日用品を新調する

環境や考えを変えるきっかけになりそうなことを、どんどん試してみましょう。

編集部の気分リフレッシュ方法

  • 聞いている音楽を変える、ラジオやポッドキャストを聞いてみる
  • 新しいスキンケアやコスメ、服を買う
  • 食べたことのない気になる食べ物を買う
  • 昼間にお風呂に入る、銭湯へ行く
  • ひたすら映画や漫画を読む など

解消法その3 ストレス発散

ストレス発散方法は人それぞれですが「趣味に没頭する」「よく眠る」「仲の良い人と会う・話す」といったことを積極的に行いましょう。

ストレスは溜めこみすぎず、できれば数日以内に、こまめに発散してください。

100人に聞いた!短時間で1人でできるストレス発散法

心療内科医に聞く「やってはいけないストレス解消法」ワースト3

気分の落ち込みが続くのは「病気のサイン」かも

気分が晴れない日が長く続くのは、「うつ病」や「気分変調症」など、心の病気のサインかもしれません。
 
以下の5つ以上に心当たりがある場合は、精神科や心療内科へ相談してみるといいでしょう。
心療内科や精神科が難しい場合は、かかりつけ医や内科でも構いません。

こんな症状に心当たりはないですか?

  • 長引く倦怠感
  • 動悸
  • めまい
  • 頭痛
  • 胸やのどのつまり
  • 不眠
  • 食欲不振
  • 不安感や緊張感
  • イライラ
  • 下痢や便秘など

※ただし、1つでも当てはまり、日常生活に支障がある場合はすぐに受診しましょう。

いくつ当てはまる?「心が壊れる前兆」チェックリスト25項目

▼参考
厚生労働省 知ることからはじめよう みんなのメンタルヘルス 憂鬱

監修者プロフィール

田中 奏多先生

福島県立医科大学卒業。「働く人を支える」薬に依存しない医療を展開する「BESLI CLINIC」を2014年に協同創設、2030年を基準に医療現場から社会を支える医療経営を実践しています。産業医視点からビジネスマン・ビジネスウーマンを支えております。生薬ベースの漢方内科での経験を活かし、腹診を含めた四診から和漢・井穴刺絡などの東洋医学を扱い、ホルモン、生活習慣をベースに身体から心にアプローチする診療を担当。米国マウントサイナイ大学病院へ留学、ハーバード大学TMSコースを修了。TMSをクリニックへ導入、日本人に合わせたTMSの技術指導、統括を行っています。

<Edit:編集部>

※本記事は、Medicalook(メディカルック)で掲載されていた内容を移管し、加筆・修正したものです。

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