
5つの生活習慣を見直して「痩せ体質」を作る!パーソナルトレーナーが伝授 (2/2)
実践2 4つの栄養素が入った食事を摂る
肉・魚・野菜を中心に、バランスの良い食事を摂りましょう。
特におすすめの栄養素は次の4つです。
たんぱく質…筋肉をつくる材料になる
ビタミンB1…糖質の代謝をサポートする
ビタミンB2…代謝を促進する
ビタミンB6…たんぱく質の代謝をサポートする
▼おすすめの栄養素を含む食材
栄養素 | 食材 |
たんぱく質 | 肉類、魚介類、卵、豆腐、納豆 など |
ビタミンB1 | 玄米、豚肉、カツオ、うなぎ、大豆 など |
ビタミンB2 | うなぎ、アーモンド、納豆、卵 など |
ビタミンB6 | レバー、さんま、豆乳、卵、バナナ など |
▼控えた方が良い食材
揚げ物、スナック菓子、冷たい飲み物、冷たい食べ物は、摂取を控えましょう。揚げ物やスナック菓子は、高カロリー高脂質なため、ダイエットの妨げになります。
冷たい飲み物や食べ物は、代謝を低下させる原因につながります。
実践3 腸内環境を整える食材を摂る
腸内環境を整えると、血行が良くなり、代謝が上がる可能性があります。特に排便を促す「食物繊維」や、腸内環境を整える「乳酸菌」、乳酸菌の栄養源になる「納豆菌」を積極的に摂取しましょう。
▼腸内環境を整える栄養素を含む食材
栄養素 | 期待できる効果 | 食材 |
食物繊維 | 排便を促す | 野菜、果物、海藻 など |
乳酸菌 | 腸内環境を整える | ヨーグルト、ぬか漬け、チーズ など |
納豆菌 | 乳酸菌の栄養源になる | 納豆 |
実践4 「喉が渇く前に」こまめに水を飲む
水分を摂取すると、血行が良くなり、効率よく筋肉を増やせる可能性があります。その結果、基礎代謝が上がり、痩せやすい体につながります。
水分は、喉が渇く前に飲むと良いでしょう。
▼1日の水分摂取推奨量
運動習慣のない人 | 2.3~2.5リットル |
運動習慣のある人 | 3.3~3.5リットル |
実践5 毎日6~8時間の睡眠をとる
十分な睡眠をとることで、成長ホルモンの分泌が活発になりやすいです。成長ホルモンには「脂肪燃焼」「筋肉量増加」などの作用があり、痩せやすい体づくりをサポートする可能性があります。
毎日6~8時間の睡眠時間を確保しましょう。
本気の体質改善なら、パーソナルジムもおすすめ
野本さん:本気で体質を改善したい場合は、パーソナルジムに通うのもオススメです。パーソナルジムでは、個人の体質を確認し「食事」「運動」のアドバイスを、プロ目線で行います。
▼参考
クラシエホールディングス株式会社:「代謝を上げる食事」の巻│脂肪燃焼コラム
大正製薬ホールディングス株式会社:朝スッキリ起きられる?ダイエットが成功しないのは、睡眠不足が原因かも
佐藤和人、本間健、小松龍史、『エッセンシャル臨床栄養学 第5版』(2009)、医歯薬出版株式会社
監修・執筆者プロフィール
野本麻紀子
ビューティーボディアドバイザー。matou Tokyo ABM代表 株式会社matou代表取締役会長。アクティブボディメイク協会理事長/ビューティーボディアドバイザー/リズムボイストレーナー
<Edit:編集部>
※本記事は、mocobe(モコビ)で掲載されていた内容を移管し、加筆・修正したものです。