ヘルス&メンタル
2025年3月16日

顔つきで分かる?幸せホルモン“セロトニン”が少ない人の「見た目の特徴」 (2/3)

セロトニンが少ないと、どんな不調が起きやすい?

セロトニンが不足していると、さまざまな心身の不調が現れます。

1.不安感やイライラが増す

セロトニンは気分の安定にかかわるホルモンのため、不足すると気分の落ち込みや不安感などを感じやすくなります。

感情の抑制が難しくなるため、怒りやイライラが出やすくなることも考えられます。

2.便秘や消化不良

セロトニンは消化器系の働きを調整する役割もあるため、不足すると腸の動きが鈍くなり、便秘や消化不良を引き起こす可能性があります。

セロトニンは食欲を抑える役割もあるため、過食や甘いものの欲求も高まります。

腸の動きが鈍い時に過食をすることで、余計に消化不良を引き起こす原因になることも考えられます。

3.疲労感や無力感が増す

セロトニンはストレス耐性を高め、気分や感情を安定させる役割を担っています。そのため、不足すると気分やストレスの調整がうまくいかなくなり、精神的・肉体的な疲労感が強まります。

さらに睡眠の質の低下や脳のエネルギーの低下が重なることで、疲労感や無力感の増加に繋がります。

4.集中力や記憶力の低下

セロトニンの不足は脳の働きにも影響を与えるため、集中力や記憶力の低下を引き起こすことがあります。

セロトニンは脳内の神経同士の情報伝達をスムーズに行う役割を担っているため、不足すると神経伝達の効率が低下し、情報処理が遅くなります。そのため、集中力が低下するのです。

さらに、セロトニンは脳の前頭前野にも影響を与えます。

注意力や計画性、意思決定などをつかさどる部分のため、セロトニンが不足すると注意力が散漫に。結果、集中力が持続しにくくなります。

次:セロトニンを増やすための習慣5つ

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