ヘルス&メンタル
2025年3月25日

そのイライラ、憂うつは「男性更年期」かも!男性の6人に1人が発症 (3/3)

更年期の影響で社会生活に影響「男性更年期ロス」の例

更年期離職

男性更年期による心身の不調で、仕事を続けられなくなるケースが増えています。

経済産業省の2025年2月の資料によると、更年期離職が引き起こす経済損失は男性だけで約1.2兆円、女性を加えると年間3.4兆円にも上ると試算されています。

男性だけでも年間10万人が更年期による離職を余儀なくされています。

中年引きこもり

更年期によるうつや不安障害、パニック障害といった精神的な問題はすぐに改善しにくく、その結果、自宅療養を続けるうちに社会復帰が困難になるケースもあります。

このような「中年引きこもり」の人数は、約60万人以上と推測されています。

トラブルを起こしやすくなる

男性更年期障害の症状の一つとして、理由もなくイライラしやすくなることが挙げられます。その結果、店員や役所の職員に強く当たるなど公共の場でトラブルを起こすことがあります。

自己中心的な考え方になりやすく、人間関係の悪化につながるケースもあります。

男性ホルモン「テストステロン」が高い男性、低い男性の特徴【調査】

関連リンク:知られざるリスク【男性更年期】を啓発イベントや動画で知ってもらいたい

<Edit:編集部>

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