ヘルス&メンタル
2025年4月11日

パニック障害の初期症状チェックリスト|動悸・窒息感・現実感がない…4つ当てはまったら注意! (1/2)

急に心臓がドキドキする……とくに理由はないのに強い不安を感じる……もしかしたら、それはパニック障害の初期症状「パニック発作」かもしれません。

初期のパニック障害の症状や治療法について、かつしかキュアクリニック院長・永澤 守先生に聞きました。発症のきっかけや病院に行くタイミングもご紹介します。

パニック障害の初期症状チェックリスト

永澤先生:(個人差がありますが)初期症状として、まず「パニック発作」が現れることが多いです。

次の中で4つ以上あてはまる場合は、パニック障害の初期症状「パニック発作」の可能性があります。

・動悸
・発汗
・震え
・息切れ
・窒息感
・胸痛
・胸部の不快感
・腹部の不快感
・吐き気
・めまい(気が遠くなる感じ)
・現実感消失(現実でない感じ)
・離人症状(自分が自分でない感じ)
・コントロールを失う恐怖
・死の恐怖
・異常感覚(感覚マヒ、うずき感)
・冷感または熱感

パニック障害になりやすい人の特徴

永澤先生:パニック障害は20代から30代の女性がなりやすいです。また、疲れやすい人やストレスを感じやすい人も発症しやすいと考えられます。

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パニック障害の原因は? トリガーになりやすいこと

永澤先生:今のところ根本的な原因は不明です。脳の機能異常や心理的要因、社会的要因が関係していると言われています。次のことが引き金になることもあります。

・ストレス
・疲労
・睡眠不足
・体調不良

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