
テストステロンが多いと顔つきはどう変わる?男性ホルモンと見た目の深~い関係 (1/3)
男性ホルモン「テストステロン」は筋肉や体力だけでなく、実は「顔つき」にも影響を与えることがあります。多い人は精悍で男らしい印象になりやすく、少ない人は柔らかい雰囲気に見えることも。
テストステロンが顔の印象にどのような変化をもたらすのか、くわしく見ていきましょう。監修は、なかざわ腎泌尿器科クリニック院長・中澤佑介先生です。
テストステロンの「多い、少ない」は顔つきに影響するの?
テストステロンは性ホルモンの一種で、性的特徴の発現、筋肉の成長、骨密度の維持など、さまざまな生理学的機能に影響を与えます。
少ないと男性更年期障害の要因にもなるなど、メンタルヘルスにも影響を与えることから、顔つきに一定の影響を与えると考えられています。
ただし、顔つきは骨格や遺伝的要素、体脂肪率、生活習慣などの影響も大きいため、「テストステロンだけで顔が決まる」わけではありません。
それでも、ホルモンバランスが外見や雰囲気に反映されるのは確かで、特に男性らしさを印象づける要素のひとつになっています。
テストステロンが多い人の顔つきとは
テストステロンが顔の造りを変えるわけではありませんが、テストステロンが多い人の顔つきには、いくつか特徴的な傾向が見られます。
・骨格がしっかりしている
あごががっしりして輪郭がシャープに見え、頬骨が強調されるなど、精悍な印象を与えやすいです。
・目元や眉が力強い
眉が濃く、目力が強く見える傾向があります。表情が引き締まり、自信を感じさせる雰囲気になります。
・肌ツヤや血色が良い
テストステロンの作用で代謝や血流が活発になるため、顔色がよく健康的に見える場合があります。
・全体的に自信のある雰囲気
堂々とした表情や立ち居振る舞いが顔つきに反映され、頼りがいのある印象につながります。
顔立ちは骨格などの遺伝や体脂肪率などの要素も大きく影響します。そのため、テストステロンの多さは「雰囲気」や「印象」として表れやすいと考えられます。
次:テストステロンが少ないと、どんな顔つきになりやすい?