仕事をやめたほうがいい「ガチで限界ギリギリのサイン」とは (2/2)
体に出る限界サイン。こんな症状がでたら危険!
眠れない、または眠りすぎる
ベッドに入っても眠れない、眠れても夜中に何度も目が覚める、あるいは何時間寝ても疲れが取れない。逆に、休日に10時間以上眠り続けてしまう。
どちらの方向にも、睡眠の大きな乱れは心身の限界を示す重要なサインです。
食欲の急激な変化
まったく食べられなくなった、または反動で止まらなく食べてしまうという変化が出やすいです。体重が短期間で大きく増減している場合、体がストレスに強い影響を受けているサインです。
原因不明の体の不調が続く
頭痛、胃痛、吐き気、動悸、息苦しさ、めまいなど、病院で検査しても異常が見つからないのに症状が続く場合、ストレスや抑うつ状態が関係していることがあります。
一方で身体の病気が隠れていることもあるため、“検査で異常がないから気のせい”とは考えず、必要に応じて内科や心療内科・精神科に相談しましょう。
「気のせい」ではなく、体が確かなSОSを出しているのです。
休日も体が動かない
休日になっても布団から出られない、外に出る気力がわかない、何もする気になれない——こうした「休んでも回復しない」状態は、すでにかなり消耗が進んでいることを示します。
免疫が落ちて体調を崩しやすくなった
慢性的なストレスは免疫機能を低下させます。「最近やたら体調が悪い」「風邪を引きやすくなった」という状態が長く続くなら、体の限界からのシグナルかもしれません。
行動に出る限界サイン。こんな状態は休んだ方がいい!
出勤前に体の症状が出る
朝になると腹痛や吐き気、頭痛が起きる。会社に近づくにつれて体が重くなる。
こうした症状は強いストレス反応、適応障害、抑うつ状態、不安症状などでみられることがあり、心と体が「行きたくない」というSOSを症状として表現しています。
遅刻や欠勤が増えた
以前は時間通りに動けていたのに、最近は出勤するのに限界までかかる、突発的な欠勤が増えたという変化は、消耗が行動に現れてきているサインです。
アルコールや食べ物に頼る量が増えた
「飲まないとやっていられない」「食べることだけが楽しみ」という感覚が続き、量や頻度が増えているなら注意が必要です。
依存のリスクと同時に、それだけ精神的なつらさが増していることを意味します。
職場に関わるもの全てが嫌になった
仕事の内容だけでなく、会社の建物、通勤ルート、仕事で使うスマホの通知音といった、職場に関連するあらゆるものが苦痛になり、見たくない・聞きたくないという強い回避反応が出てきた場合、それは心理的なダメージが深くなっているサインです。
「もうどうなってもいい」という感覚が増えた
仕事の結果に対して無気力になり、「どうせ何をしても意味がない」「もうどうにでもなれ」という感覚が続くとき、それは燃え尽き症候群(バーンアウト)が深刻化しているサインです。
辞める前にまずは「異動」「休職」
「辞める」は最終手段である必要はありませんが、唯一の選択肢でもありません。まず休職という道があります。傷病手当金など、収入を補う制度を利用しながら一定期間休める場合があります。
また、部署異動や業務量の調整を上司や人事に相談することも一手です。まずは医療機関やカウンセラーに状態を診てもらったうえで、次の選択を考えることを強くおすすめします。
こんな状態なら、ひとりで判断しないでほしい
「消えたい」「死にたい」という思考がよぎっている、体の症状が強くて日常生活が送れない、休んでも一向に回復しない場合、ひとりで「どうするか」を決めようとしないでください。
医療機関(精神科・心療内科)への受診、または信頼できる人への相談が先です。
監修者プロフィール
なかざわ腎泌尿器科クリニック
院長 中澤佑介
金沢医科大学医学部医学科卒業。「患者さんに近い立場で専門的医療を提供したい」という思いで2021年、なかざわ腎泌尿器科クリニックを開設。2024年9月、JR金沢駅前に金沢駅前内科・糖尿病クリニックを開設。精神科クリニック「金沢ストレスケアクリニック こころと痛みの診療所」を開院予定。
<Text:外薗 拓 Edit:編集部>



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