2019年6月27日

Apple Watchを使って、ヨガ&瞑想を体験。トレーニングに役立つオススメのApple Watchアプリも紹介 (3/3)

 最初は「呼吸」アプリから。Apple WatchのwatchOSに標準インストールされています。デジタルクラウンをクリックしてブルーの花のようなアイコンを選択するか、または文字盤にコンプリケーション(ショートカット)を追加しておけば素速くアクセスができて便利です。

▲呼吸アプリの画面。深呼吸を繰り返す時間や頻度はアプリの設定から変更可能

 使い方はとてもシンプルです。「開始」をタップして画面に動くアニメーションを見ながら、または目をつぶって手首に返される振動を感じながら呼吸を整えます。深呼吸を行う長さは呼吸アプリを開始する前に、Apple Watchのデジタルクラウンを動かして分数を変更できます。iOSの「Watch」アプリから呼吸アプリの詳細設定を開くと、1分間に行う深呼吸の頻度や手首に返される振動の強さなども変えられます。呼吸アプリを毎日の習慣にしたくても、つい忘れてしまうという方は、Apple Watchがアプリの実践を促してくれる「呼吸リマインダー」の繰り返し回数を多めに設定しておくとよいでしょう。

▲呼吸アプリの頻度や、1日の間にリマインドしてくれる回数はiPhoneのWatchアプリで設定可能

▲呼吸アプリは、Apple Watchのコンプリケーションとして文字盤に常設しておくとすぐにアクセスできて便利

 続いて紹介する「ワークアウト」もwatchOSの標準的なアプリです。エリプティカルや室内ランニング、インドアバイクなどジムに通っている方におすすめしたいメニューから、ランニングやサイクリングなどアウトドアスポーツ派の方に相応しいメニューまで、いくつかのトレーニングメニューが収録されています。種目を選択すると、トレーニングに掛けた時間や消費カロリー、心拍数などのデータがApple Watchの画面でリアルタイムに確認できます。

▲ワークアウトアプリは室内・屋外で楽しむ、さまざまなスポーツの記録に活用できる。筆者もよくジムで体を動かす時に使っています

 ワークアウトアプリの成果は、もうひとつのwatchOSの標準アプリである「アクティビティ」と連動しています。アクティビティはスタンド/ムーブ/エクササイズという3つの指標から、毎日の活動状況をApple Watchの画面上にリングで“見える化”してくれるアプリです。

▲watchOSのアクティビティアプリは、スタンド/ムーブ/エクササイズという3つのアクティビティをリング状のユーザーインターフェースで可視化

 そして先に紹介したワークアウトやアクティビティの目標をゴールしていくと、次々に「バッジ」を獲得できます。6月21日には「ヨガの日」限定のバッジが公開され、この日に15分間以上、ヨガのワークアウトを実践するとレアなバッジがもらえました。筆者も当日のToday at Appleのセッションでしっかりとゲットしましたよ! 同じようにやり甲斐を刺激されるバッヂがたくさんあるので、Apple Watchのアクティビティとワークアウトのアプリはマイペースでよいので、続けて楽しむことをおすすめしたいと思います。

▲筆者もヨガのレッスンにフル参加。見事に「ヨガの日 チャレンジ」のバッジを手に入れました!

▲手に入れたバッジはiPhoneのアクティビティアプリにコレクションとして保存される

 Apple Watchはカラフルなバンドは簡単に付け替えてコーディネートも楽しめます。発売されたばかりの鮮やかなカラーが特徴の2019年サマーコレクションも要チェックです。本体は防水設計なので、雨の日のジョギングやキッチンで料理や洗い物をする時にも、Apple Watchはあなたの手もとを華やかに彩ってくれるアイテムです。Bluetoothイヤホンを接続して音楽が聴けるプレーヤー機能も搭載しているので、ぜひジムで体を動かす時に活用してみてはいかがでしょうか。

 Today at AppleではApple Watchの実践的な活用術が学べるプロダクトスキルセッションを定期的に開催しています。Appleのホームページに公開されているスケジュールをカレンダー(https://www.apple.com/jp/today/calendar/)でチェックして、ぜひ足を運んでみてください。

<Text & Photo:山本敦/Photo:オフィシャル>

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