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ヨガ専門家が教えるイライラ対処法。「ネガティブな感情を否定しない」

 大人の習い事として人気のヨガ。健康や美容に関心の高い女性だけでなく、男性からのニーズも高まっています。そんなヨガの気になるギモンや悩みをピックアップし、専門家にぶつける本企画。

 全米ヨガアライアンス認定アカデミーFIRSTSHIPの講師リーダー兼スタジオディレクターの藤井誠さんに聞いてみました。

 仕事や子育て、家庭などでついイライラしてしまう。そんなとき、感情のコントロールをどうするべきか。具体的な対策方法を教えてくれました。

Q. よくイライラしてしまうのですが、そんなときどんな対処法を行っているのですか?ヨガの先生ということで、やはり瞑想や運動でココロを落ちつけているのでしょうか。

A.ネガティブな感情があることを認め、流してあげるのが有効です。

  イライラするなどのネガティブな感情は誰にでもあります。ヨガの考えにおいては、そのような感情があることを悪いという捉え方はしません。心は揺れ動くものであり、その動きを観察し、そこに飲み込まれないように、感情や気分をただありのままにしておくことが、ヨガの実践と言えます。

 ですが、このように説明すると、修行が必要、何時間も瞑想ができるようにならないと、私には無理かも、と思ってしまうかもしれませんね。そのような場合は、感情があることを認め、流してあげるのが有効です。

 たとえば、自分がイライラしていると認識するために、「私は今○○(状況や特定の人)にイライラしている」と、心の中で、もしくは、状況が許せば声に出してみます。さらに効果的なのは、イライラしている状況を客観的に見るために、「私は」の部分を自分のフルネームに置き換えることです。

 または、イライラしたり突発的にネガティブな感情になったときに、その感情を否定するのではなく、感情に引っ張られる前に、反対の感情をリマインドすることも有効です。具体的には、自分の大切な家族や友人、ペット、憧れの人、海や山など大いなる自然などをイメージする方法です。自分自身が、安全で平穏な気持ち、愛おしい気持ちになれるような対象にするのがポイントです。そうすると、不思議と感情が転換される可能性があります。

 このスイッチを容易にするのが、実はヨガのポーズの練習なのです。ヨガでポーズを行っている最中、自分の心やカラダが今どのようになっているのか、どのような呼吸を繰り返しているのか、繊細に感じ取るということをします。

 つまり、ヨガを日々実践することで、自分自身を冷静に観察する力が備わり、マイナスの感情に支配されることなく、それを受け流せる心の柔軟性が養われるのです。

[監修者プロフィール]
藤井誠(ふじい・まこと)
ヨガスクールFIRSTSHIPの講師リーダー兼スタジオディレクター。ヨガ哲学や解剖学に基づき、呼吸や瞑想に重きをおいたヨガの指導を得意とする。豊富な知識と経験に裏づけされた指導に定評があり、多数のイベント出演、メディア露出経験がある。全米ヨガアライアンス上位資格E-RYT500、継続教育指導資格YACEPを保持し、著作に、ヨガ専門書としては破格の3万部売れたヨガポーズ傑作集「ヨガポーズパーフェクトバイブル(ナツメ社)」他がある。

[記事協力]
株式会社LAVA International
公式サイト https://lava-intl.co.jp/

<Text:編集部/Photo:Getty Images>

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