プロ直伝!バランスボールの選び方 (1/3)
テレワークの普及により通勤・通学の移動が減り、運動不足だと感じている人が増えています。さらに動かないことによって太り始めた! という声もよく聞かれます。さらには、長時間慣れない机やイスに向かうことで、肩こりや腰痛に悩む人も増えています。何とか自宅で手軽に運動不足解消や、肩こり・腰痛改善できるアイテムはないのかと考える人は多いはずです。
実はこれらを解消するきっかけになるアイテムが、よく見聞きするバランスボールなんです。座っているだけで体幹が鍛えられるとか、ダイエット効果もあるとか。いろいろな効果は聞きますが、実際のところはどうなんでしょう?
今回はJBI日本バランスボール協会トレーナー・岡本 薫さんにバランスボールの効果や選び方、トレーニングのコツをお聞きしました。
自分に合ったバランスボールの選び方
まず、バランスボールを購入するときのポイントを押さえておきましょう。スポーツ用品店のほかAmazonなどのネットショップで購入できますが、多くの種類が販売されています。
価格帯もそうですが、何を基準にして自分にピッタリのバランスボールをみつけることができるのでしょうか。選ぶポイントをみていきましょう。
バランスボールのサイズ
バランスボールのサイズは、自分の身長によって選びます。サイズはメーカーや材質によって誤差はありますが、以下の直径の範囲で選んでください。
身長とバランスボールの選択の目安
- 身長150cm未満 = 直径45~55cm
- 身長150~170cm = 直径55cm~65cm
- 身長170~180cm = 直径65~75cm
- 身長180cm以上 = 直径75cm~85cm
素材の硬さを選ぶ
多くのバランスボールは、塩化ビニールです。そのなかでも硬い素材、柔らかい素材が存在します。素材については、手触りや座ったときの感触が微妙に変わるので、個人の好みで決めて問題はありません。
アンチバースト(ノンバースト)の有無
バランスボールの素材は頑丈ですが、何らかの拍子で傷ができて空気が抜けてしまうことがあります。また耐荷重過多により破裂することも! その破裂リスクを軽減する仕様がアンチバーストです。
これは表面と内面の二重構造になっていて、穴が開いても急激に空気漏れせず、破裂させない効果があります。
「サイズは身長と照らし合わせると決まります。素材については、店頭で体験してみるか、ネットショップの場合はメーカー説明か口コミなどを参考にしてみてください。あとは空気入れが別売りかどうかですね。持っていない人は付属製品を選ぶと別途購入する手間がなくなります」(岡本さん)
おすすめバランスボールを5つ厳選してみました
価格帯や種類が豊富なAmazonサイトから監修・岡本さんおすすめするバランスボール5選を紹介します。パソコンデスクなどのイス代わりに使うときは、デスクの高さとのバランスも測っておきましょう。
ちなみに別売りの空気入れは、700~2000円でAmazonでも購入することができます。各バランスボールを選んだポイントを参考に、お気に入りの1品をみつけてください。
ギムニクプラス
⇒詳細を見る
- サイズ:55・65・75㎝
- 耐荷重:300㎏
- 素材:塩化ビニール(アンチバースト)
- 空気入れ:別売り
ギムニク フィットボール パールホワイト
- サイズ:65㎝
- 耐荷重:300㎏
- 素材:塩化ビニール(アンチバースト)
- 空気入れ:別売り
東急スポーツオアシス バランスボール
- サイズ:65㎝
- 耐荷重:300㎏
- 素材:塩化ビニール(アンチバースト)
- 空気入れ:付属
Trideer バランスボール
- サイズ:L・M
- 耐荷重:150㎏
- 素材:塩化ビニール(アンチバースト)
- 空気入れ:付属
amugis バランスボール
⇒詳細を見る
- サイズ:65㎝
- 耐荷重:500㎏
- 素材:塩化ビニール(アンチバースト)
- 空気入れ:付属