【Apple Watch Ultra5つの魅力】トレーニーの必需品になる予感|体験レビュー (1/2)
Appleは、極限の活動からインスピレーションを得て、画期的な機能を搭載した新しいデザインのApple Watchを発表しました。その名も「Apple Watch Ultra(アップルウォッチウルトラ)」。
耐久レース・探検・冒険のための新しく大胆なデザインと多様な機能を備えている本製品ですが、具体的にどのような機能があるのか・同シリーズとの違いはあるのかなどをご紹介します。実際に使ってみて分かった魅力などもまとめました。
どんな機能が利用できるの?
Apple Watch Ultraで利用できる主な機能は、以下の通りです。
- ウェイファインダー文字盤
- ワークアウトの分析
- 皮膚温の変化を記録
- トラブル発生時に助けを求める
機能① ウェイファインダー文字盤
Apple Watch Ultraでのみ利用できる「ウェイファインダー」の文字盤は、ランニングする人・ハイキングする人・水中アクティビティをする人などに重要な情報を提供します。血中酸素ウェルネス、コンパス、トランシーバー、天気、ワークアウトなどのコンプリケーションから好きなものを選択でき、自分にぴったりの文字盤を編集することも可能です。
夜間の視認性を確保するためのナイトモードも搭載。Digital Crownを上に回して切り替えることで、画面の色が変化します。
▲ナイトモード
機能② ワークアウトの分析
「ワークアウト」Appによって、時間・距離・カロリーなどの具体的なゴールを設定できるため、運動のモチベーションが上がること間違いなし。さらに、心拍数範囲を確認して、ワークアウトの強度をチェックすることも可能です。
iPhoneの「フィットネス」Appを使えば、すべてのワークアウト履歴を確認できます。
▲iPhoneの「フィットネス」App画面
機能② 皮膚温の変化を記録
Apple Watch Ultraを着けて寝ると、毎夜の手首皮膚温の変化を記録できるため、健康状況をより詳しく知れます。
「周期記録」Appでは、手首皮膚温データを使用して月経の予測・排卵の推定なども可能。妊活中のパートナー同士で情報を共有して、今後のために役立てることもできます。
機能③ トラブル発生時に助けを求める
Apple Watch Ultraには、高密度のサウンドパターンを鳴らすサイレンが内蔵されています。そのため、トラブルが発生した際には、起動して助けを求めることが可能。かなり大きな音が鳴るので、耳の近くまたは閉鎖された環境では鳴らさないようにしてください。
ヘルスケアだけではなく、危機管理にも役立つ優れものです。
「Apple Watch」と「Apple Watch Ultra」の違いは?
Apple Watch Series 8とApple Watch Ultraの主な違いは、以下の通りです。
ディスプレイの大きさ
Apple Watch Ultraの方がApple Watch Series 8より、ディスプレイが大きくなっています。ランニング・登山・ダイビングなどのアクティビティをする人にとって、大きなディスプレイは見やすく、利便性が高いと言えるでしょう。
Series | Ultra |
45mmまたは41mm | 49mm |
ディスプレイの輝度
輝度が上がったことによって、日差しが著しく強い屋外でもディスプレイが見やすくなりました。もちろん設定画面で画面の明るさは調整可能です。
Series | Ultra |
最大1,000ニト | 最大2,000ニト |
耐水性能
Apple Watch Ultraになって耐水性能がアップしたことで、水深40mまでのスキューバダイビング、スイミング、水上スキーなどのアクティビティが可能に。シャワーを浴びる際に着用していても問題ありません。
Series | Ultra |
水深50m | 水深100m |
サイレン搭載の有無
Apple Watch Ultraには、周囲に異常を知らせるために86デシベルのサイレンが搭載されています。これは、最大180m先まで聞こえる音量と言われています。
Series | Ultra |
無し | 有り |
GPS
Apple Watch Series 8では、L1というGPSのみの搭載でした。しかし、Apple Watch UltraではL1とL5の高精度2周波GPSを搭載。より正確な位置情報の取得が可能になりました。
Series | Ultra |
L1 | L1、L5 |
続いて、個人的に思ったApple Watch Ultraの魅力をご紹介します。