ヘルス&メンタル
2023年11月17日

男性ホルモン「テストステロン」が低い男性の特徴とは? (1/2)

男性特有の悩みの解決に向けたサービスやプロダクトをリリースするヘルスケアカンパニー・ナイトプロテインが、興味深い調査リリースを出していたので、そのなかから「テストステロンが低い男性の特徴」をピックアップしてご紹介します。

男性ホルモン「テストステロン」に関する調査

筋トレをしている人なら聞いたことがあるかもしれません。テストステロン(TESTOSTERONE)とは男性ホルモンの一種で、筋肉量の増加や、骨格を逞しくしたり、ヒゲや体毛を生やすなど男性的なカラダを作るホルモンです。女性の体内でも少量ながら産生されています。

テストステロンは加齢やストレス、肥満などによって分泌量が低下してしまいます。

そこでナイトプロテインは、AMSスコア(男性更年期障害質問票)と呼ばれるアンケートタイプの検査方法を用いて、男性500名に調査を実施。テストステロンの高い男性、低い男性の特徴を分析しました。

先に結論からお届けします。

テストステロンが低い男性の特徴

  • BMIが30を超えている
  • 筋トレと有酸素運動、いずれの運動習慣もない
  • 睡眠時間が6時間未満

肥満男性ほどテストステロン量は少ない

体重や体形とテストステロン値には関係性が見られ、BMIが30以上(肥満2度以上)の男性は、AMSスコアの高さ(テストステロン量低下による症状が多い)が確認できたそう。

BMI30以上の男性だと、平均スコアは50(重症)超え。BMI30未満の男性と比べても、テストステロン量はかなり低い可能性が考えられます。

2007年に1667名の男性を調査した実験では、BMIの数値が1上がると、テストステロン量が2%も低下するといったデータが確認されているとのことです。

細すぎてもダメ!

とはいえ、細ければテストステロン量が多いわけでもなさそう。今回の測定でもっともスコアが悪かった男性のBMIは14.7。とてもやせ型体形の男性でした。

たしかに、マッチョなイメージがあるテストステロンですから、細身や肥満体型とは結びつきにくいですね。

次:テストステロンは何歳から減り始める?

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