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2019年2月14日

フットサル婚活に参加してみた【スポーツで婚活!#1】 (1/2)

 ライター・momo(25)が爽やかスポーツマンとの結婚を夢見てスポーツ婚活に挑むこの企画。第1回目はフットサル婚活に参加してみました。はたして無事マッチングできるのでしょうか?

結婚したいと思える“あなた”を求めて

 『逃げるは恥だが役に立つ』や『東京タラレバ娘』など、結婚・婚活をテーマにした作品がヒットする昨今。最近では、ゼクシィのCMのキャッチコピー「結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと結婚したいのです」が話題になりました。

 このキャッチコピー、たしかにスゴい。人生における結婚に対する価値観が多様化し、結婚しない選択肢を選ぶ人もいる今の時代にぴったりです。私はこのCMを見て、「このセリフ、一度でいいから言ってみたい」と思いました。だって、憧れるじゃないですか。こんなこと思える相手が身近にいるなんて。

 あれ、でもちょっと待って。結婚したいと思える“あなた”って、実はみんなそばにいるの? 私は結婚うんぬん以前に“あなた”がそばにいないんですけど?? まずその“あなた”に出会わないとなんですけど……!??

まずは行動あるのみ

 焦った末、いろいろすっ飛ばして婚活パーティに参加することを決意した私(25)。調べてみたところ、今やお見合い形式のものだけでなく、カードゲームコンやナイトウォーキングコンなど、さまざまな婚活パーティがあるようです。なかには座禅コンなるものもあり、「参加者の9割は煩悩まみれだけど、大丈夫?」と心配になりました。

 私はインドアなので、せっかくなら普段はあまり出会うことのない爽やかスポーツマンが集まりそうなパーティを探していたところ、「スポーツ婚活」なるものを発見。ゴルフやハイキング、ボルダリングなどこれまたバラエティ豊かです。

 悩みましたが、リア充スポーツど真ん中のイメージがあるフットサルをチョイス。Webから申し込みをして参加費をカードで決済。受付メールが送られてきて、これで爽やかイケメンに出会う手はずは整いました。ちなみに、私はフットサル未経験です。

スポーツ婚活は動ける格好ならOK

 ジェットコースターの列に並んでいるような気持ちで当日を迎えました。会場は都内の屋上にある某・フットサルパーク。ビル内にあるカウンターで受付を済ませます。番号がかかれた名札とPRカードやチェックシート、マッチングカードをもらいました。PRカードは始まる前に記入してくださいとのこと。ふむふむ、とりあえず更衣室に向かいましょう。

 更衣室内は参加者同士が放つ緊張感でムンムン。誰ひとり喋ることなく、運動できる服装に着替えていきます。私はバンドTシャツにジム用のスカート付きのスパッツ。こんなにカジュアルなのは自分だけかと思っていましたが、同じくラフな格好の人もちらほら。シューズもごく普通のスニーカーの人も多く、とりあえず動ける装いならOKなようです。さあ、更衣室を出て運命のフットサルコートへGO!

男性陣はスポーツ経験者が多数

 コートの周辺ではすでに男性陣がベンチに座ってくつろいでいました。私も端っこでカードにプロフィール情報を記入。「好きなタイプ」や「自分の性格」など、どう書けばいいか正解が見えない問いに頭を悩ませていると、主催者側のスタッフさんから「そろそろ始めるので、集まってくださーい」と招集がかかりました。

 その後、記入したプロフィールカードを男性陣と交換して自己紹介などを行うアピールタイムに突入。持ち時間は1人3分ほど。ちょっと話すだけで終わってしまいます。

 「婚活パーティは回転寿司のようだ」とはよく言いますが、確かに男性が入れ替わり立ち代わりしていく様子はまさに回転寿司。ちょっと盛り上がったと思ったらすぐ次の人がやってきます。名前を覚えるだけで必死ですが、もらったチェックシートに相手の情報を忘れないようにメモしておけばOK。

 男性陣のほとんどが過去にサッカー経験があり、現役でフットサルを楽しんでいる方ばかり。はたして小学生で球を蹴る動作を諦めた私は生き残れるのでしょうか?

ウォームアップをしよう

 自己紹介が終わり、全員コートに入ります。ストレッチをした後はボールに慣れるため練習タイムに突入。男女交えてパス練習をします。同性同士のパスはNGで、必ず異性にパスしなければいけないというルール。パスをもらう側は相手に声をかけなければなりません。これは絆が深まりそう!

 スタッフの人も練習に混じり、率先して声をかけてくれるので何をすればいいか迷うこともありません。「パスと婚活は愛情が大事!」という金言もいただきつつ、パス練習をすること約10分。この時点でけっこう汗だく……!

さあ試合だ!

 男女混合の3つのチームに分かれて試合へ。普通のフットサルは1チーム5人ですが、今回1チーム6人で行いました。

 男性陣は経験者ばかりなので、さすがの動き。初対面同士なのに華麗なパス回しが炸裂します。対して女性陣はほぼ初心者で圧倒されるばかりですが、同じチームの男性陣が率先してパスを回してくれたり、「後ろは俺たちが守るから、ゴール前で待ってて!」と声をかけてくれたりと優しくサポートしてくれました。

 同じチームにいた甘いマスクのAさんがパスを回してくれたおかげで、なんとかゴールを決められた私。チームメイトとハイタッチして喜び合います。もう婚活とか関係なく楽しい!

 休憩中はほかのチーム同士の試合を観戦。上手なプレイに応援を送ったり、チームメイトと談笑したり。一緒に試合を楽しむとグルーヴ感が生まれ、会話もしやすくなります。最初の緊張感もどこへやら。

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