おすすめの24時間ジム5選!料金やサービス、特徴を比較
今回はおすすめの24時間ジムをご紹介!安全性や設備の充実度、清潔さ、料金体系やジムを選ぶ上でのポイントや注意点なども踏まえた上で24時間営業のジムを5つピックアップしました。ジムを選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
24時間ジムとは?
24時間ジムとは言葉のとおり、24時間いつでも利用できるフィットネス施設です。忙しい生活スタイルや夜間勤務者、異なる生活リズムを持つ人々にとって、時間の制約を気にせずトレーニングができる場所として利用されます。
深夜や早朝にも開いているので治安やセキュリティ面を不安に思う方もいらっしゃるかと思いますが、だいたいの施設が安全性やセキュリティ対策が十分に整備されおり、スタッフが常駐していたり、セキュリティシステムが導入されたりしています。
24時間ジムは様々なトレーニング機器や器具、フリーウエイトなどを備えており、利用者が自由にトレーニングを行える環境を提供しています。これらの施設は、健康やフィットネス目標に向けて効果的なトレーニングを行うための選択肢として、多くの人々に利用されています。
24時間ジムを選ぶべき人の特徴
このような24時間ジムはどんな人にとって有益なのか。次にまとめてみました。
不規則な生活スタイルを送っている人
いつも決まった時間にジムに通うことが難しく不規則な時間帯での利用しかできない人は、24時間のジムが合っています。また通常のジムがオープンしていない早朝や深夜などの時間帯での利用を目的としている場合は、24時間のジムを利用すべきでしょう。
金銭的負担を抑えたい人
通常のジムに比べて、24時間のジムは比較的コストが安く済む傾向にあります。なるべく金銭的負担を抑えたい方は24時間ジムを選ぶべきでしょう。
自己管理ができる人
24時間のジムは基本的にはセルフトレーニングが中心となるため、トレーニングメニューやマシンの正しい使い方を自身で考えて組み立てられる方に向いています。
店舗によってはスタッフが在中している場合もありますが、24時間いる訳ではないのである程度トレーニングの取り組み方を自身で検討する必要があります。どこをどう鍛えればいいのか等、知識がある程度ないとなかなか結果は出ないかもしれません。
24時間ジムのメリット・デメリット
24時間ジムにはどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか?
メリット①利用時間の柔軟性
前章でも紹介しましたが、自身の生活スタイルに合わせて自由な使い方ができるのが最大のメリットといえるでしょう。
仕事や生活を調整してジムに行く時間を無理に作る必要もなく、早朝や深夜でも自身の好きなタイミングでジムに行けます。また、月会員だとほんの少しの隙間時間にジムに行っても追加料金がかからないため、トレーニングが継続しやすくモチベーションの向上にも繋ります。
メリット②混雑時間帯を回避できる
深夜〜早朝にかけてはジムを利用している人が少ないためマシンを待たずに利用できます。比較的他の利用者を気にせず必要なだけマシンを利用しやすく、効果的なトレーニングメニューをこなすことが可能です。
ただし、時間帯によっては混雑する時間帯がありますので、利用するジムの混雑状況を入会前に把握するようにしましょう。
メリット③集中できる環境
24時間ジムは基本的に1人でトレーニングに取り組んでいる方が多いです。
静かな環境で集中してトレーニングを行いたい方には、24時間ジムが合っているでしょう。
ここからはデメリットを紹介します。
デメリット①セキュリティに対する不安
24時間のジムはその特性上、施設に対するセキュリティ面はある程度担保されていることが多いです。ただし、盗難や利用者間のトラブルなどが起きる可能性があるので注意が必要です。
デメリット②トレーニングに対する取り組み
こちらも前章でお伝えしましたが、自己管理ができる人でないと思うような結果が出ない可能性も。マシンの使い方やトレーニングメニューに関しては個人でしっかりと組み立て、管理する必要があります。トレーニングには「筋力増強」や「持久力向上」「ダイエット」などの目的がありますが、正しいフォームや効果的な負荷・回数を知らずにトレーニングをしても目標を達成することはできません。また、マシンを誤って使うと筋肉や関節を痛めてしまう危険性もあります。
店舗によっては初回にスタッフによるレクチャーがあるのでうまく取り入れましょう。
デメリット③危急時の対応
24時間営業であっても、深夜や早朝帯は利用者が少ないです。一人でトレーニングしているときに怪我をしてしまった場合、助けを求めるのが難しい可能性があります。そのような時間帯は最大負荷をかけたトレーニングは避けた方が無難かもしれません。
24時間ジムの選ぶ上でのポイントや注意点
24時間ジムのメリットやデメリットをおわかりいただけたかと思います。それらをふまえて「24時間ジムに通いたい」と思った方に、選ぶうえでのポイントや注意点をお伝えしていきます。
ジムへのアクセスがいいか?
トレーニングを継続するにはジムへの通いやすさ、アクセスが最も重要になってきます。24時間ジムでの最大の敵はトレーニングに対するモチベーションです。
「今日は疲れたからトレーニングはしなくていいか」
「遠いし行くのが面倒だから今日は休んじゃおう」
など、自分のペースで通えるとなると、なかなか通い始めのモチベーションを維持するのは難しいです。
とくに、ジムが自分の生活圏とは異なる場所にあると、徐々にジムに通わなくなり月額費だけを払い続ける負のスパイラルに陥ります。そのような状況を避けるためにも、通勤通学の通り道や普段買い物をするスーパーの近くなど、なるべく通いやすく、自身の生活に溶け込みやすい立地にあるジム選びをするといいでしょう。
トレーナーのサポートはどうか?
2つ目は、トレーナーによるサポート体制などについてです。
マシンの利用方法についてはマシン自体にマニュアルが用意されているケースが多いですが、初めのうちはトレーナーなどのサポートを受けるべきでしょう。スタッフやトレーナーなどがいない完全無人ジムの場合は、YouTubeのトレーニング動画やトレーニング理論の文献などを参考にしてみましょう。
マシンやフリーウェイトが充実しているか?
3つ目はトレーニングマシンが充実しているか、という点です。
ジムによって用意されているマシンの種類はさまざま。また、同じ名称のジムの場合でもフランチャイズの形態をとっているジムの場合、オーナーによって用意しているマシンは異なります。日頃の運動不足を解消する程度の利用なのか、本格的に体を鍛えることが目的なのか、ダイエットが目的なのか。その人の目標によって選び方は変わってきますが、ポイントとの一つしてはフリーウェイトのスペースは事前に確認しましょう。
フリーウェイトとは、ダンベルやバーベルといった器具を使って行うトレーニングです。マシントレーニングは特定の筋肉のみを鍛えるのに向いていますが、フリーウェイトは幅広い部位を同時に鍛えることができるため、初心者から上級者まで幅広い層に人気の種目です。
マシンのみの施設もあるため、その施設にフリーウェイトのスペースがそもそもあるか、フリーウェイト用のトレーニング器具の充実度、フリーウェイト用のベンチの設置数などを考慮するとよいでしょう。ただし、日ごろの運動不足解消程度での利用が目的の場合はそこまで気にする必要はないので、設置されているマシンの種類やストレッチのスペースがあるかなどの確認のみでよいでしょう。
※フリーウェイトのトレーニングは怪我や事故に繋がることがあるので、独学ではなくトレーナーなどの指導の上で利用することをおすすめします。
ジムのサービスや環境が自分に合っているか?
マシンなどのトレーニング設備の充実度だけでなく、サウナやプール、セルフエステなど、ジム通いを継続するモチベーションとなる要素もチェックしましょう。また、24時間行けるからこそ、シャワーやタオルなどのレンタル品の有無、女性専用かどうかなど、気軽に通いやすいサービスの充実度もチェックするとよいでしょう。
また、実際に通ってみないと分かりづらい点ではありますが、利用者の雰囲気は地域によって異なりますし、マシンや水回り、ゴミ箱の清潔度なども、スタッフ不在の時間帯には気になる点となります。トレーニングを長く続けるために「そこにいると快適」と思える環境を探すことも重要です。
料金体系はどうなっているか?
最後は料金体系についてです。
ジムの料金支払いの方法には、大きく分けて2種類あります。
- 月払い
- 都度払い
ほとんどのジムが月払いのみの扱いになっており、都度払いの場合は施設内での利用に対していくつかの制限がつく可能性があります(ロッカーが使えない、シャワーが使えない等)
極端に利用頻度が少ない場合を除き、月払い制のジムがおすすめです。週に何回程度通えるか、利用頻度をシミュレーションしたうえで自身に合う料金体系を選びましょう。
相場は3,000円〜10,000円
月額費用に関しては、平均3,000円〜10,000円です。費用に対して設備の充実度は比例しますので、自身のトレーニングの目的に合った料金プランを選択しましょう。
なお、24時間ジムは施設に入館する際に必要なセキュリティカードやセキュリティキーの発行が入会時に行われます。意外と高くつくこともあるので事前に調べたうえで入会手続きを行いましょう。タイミングによってはセキュリティカードの発行手数料が無料になるキャンペーンなども実施しているので、入会を検討している方はチェックしておくと良いでしょう。
24時間ジム・フィットネスジムのおすすめ5選
24時間ジムおよびフィットネスジムのなかでおすすめ5選を紹介します。
エニタイムフィットネス
特徴
エニタイムフィットネスには多彩なトレーニング機器やウェイトが備わっており、マシンの充実度は比較的高いです。ただし、店舗によってマシンの種類は異なりますので事前に調べるようにしましょう。
会費は他のジムと比べて低価格であり、入会手数料無料などのキャンペーンが多いところも特徴です。会員は複数の店舗を利用することができるため、出張や旅行中でもトレーニングを継続できます。土足利用がOKなのでトレーニングシューズを持ち運ぶ必要がなく、靴を履き替える手間が省けるのもメリットといえるでしょう。
料金体系
月額7,000円~9,000円(税込)
※店舗によって異なります。
セントラルスポーツジム24h
特徴
24時間営業のジムの中では最安値の価格でコストパフォーマンスが高いです。複数店舗が利用可能で、さらに1,650円(税込)の都度払いでプールやスパつきのセントラルスポーツジムを利用することも可能です。こちらのジムも土足で利用できるので、すぐにトレーニングに取り掛かれます。
料金体系
月額2,970円(税込)~5,940円(税込)
※プランによって異なります。
chocoZAP(チョコザップ)
特徴
24時間営業のジムの中ではかなりの低価格かつ店舗数も多いため、コストパフォーマンスが高いでしょう。ジムを利用する以外にも、セルフエステ、脱毛、ホワイトニング、ネイルなどさまざまなサービスが用意されています。手軽に利用できるためジム初心者の方におすすめ。本格的なトレーニングには向いていませんが、初めての利用としては適しているでしょう。
料金体系
月額3,278円(税込)
JOYFIT24(ジョイフィット24)
特徴
施設の充実度に対して低価格でコストパフォーマンスが高いです。受けられるサービスの幅が広く、パーソナルトレーニングのマンツーマンレッスンも可能。立地条件が良くアクセスに優れています。ほとんどの店舗が駅近や国道沿いにあるため、通い安い点もポイントです。
料金体系
月額3,278円〜
※プランや店舗によって異なります。
TIPNESS(ティップネス)
特徴
マシンなどの設備が非常に充実しているTIPNESS。多彩なトレーニング機器やウェイト、有酸素エクササイズ用のマシンが備わっており、幅広いトレーニングが可能です。専門のトレーナーやインストラクターが目標に対するアドバイスや指導を行ってくれるため初心者にもおすすめ。
一部の店舗では、プール、サウナ、スパなどの快適な施設が付帯しており、トレーニング後のリラックスやリカバリーが可能です。
料金体系
月額12,100円〜
※プランによって異なります。
以上おすすめ店舗5選をご紹介しました。
目的やスタイルに合わせて、あなたにピッタリ合うジムを探してみてください。
監修者プロフィール
Ai Mountaineering Clinic
三井 愛
医師、山岳医
横浜国立大学経済学部卒業、聖マリアンナ医科大学医学部卒業
保有資格:医師免許、外科専門医、国際認定山岳医、日本医師会認定健康スポーツ医、日本山岳ガイド協会認定登山ガイド(ステージII)、長野県認定信州登山案内人(八ヶ岳)、日本アウトドアトレーニング協会認定マウンテントレーナー
所属学会:日本外科学会、日本呼吸器学会、日本登山医学会
https://www.aimountaineeringclinic.net/
<EDIT:MELOS編集部>