ライフスタイル
2024年9月26日

ヨガをしなくても鍛えられる。日常的に「内観力」を育てる5つの方法|会社員×ヨガ・ピラティス講師Saoriの「ウェルビーイングな暮らしの始め方」 (1/2)

皆さんこんにちは! Saoriです。

前回の記事を見ていただきありがとうございました。前回もお話ししたとおり、"内観力"とは自分自身の心や感情、身体の状態を観察し理解する力です。私はヨガを通して、自分自身の内側を観察する楽しさに気がつきました。ピラティスにも近い要素があるので、最近はピラティスにもハマっています。

内観力を鍛える5つの方法

内観力があると日常生活でのストレスや感情の波に振り回されることなく、自分自身をしっかりと保つことができます。

「じゃあ内観力ってヨガしないと鍛えられへんの?」

と思った方も多いかもしれません。

いえいえ、ヨガはひとつの手段なので、私は別の手段でも内観力は鍛えられると思っています。もちろん、ヨガには内観力をつける以外の効果もたくさんあるので、私はみなさんにヨガをおすすめしたいのですが、今回は内観力を育てるための一歩として、日常生活でもできることをいくつかご紹介します。

"今の気分"に名前をつける 

朝起きた瞬間や、夜ベッドに入ったとき「今、どんな気分?」と自分に聞きます。「眠い」「疲労」「リラックス」「緊張」など、単語レベルでいいので、そのときの感情に名前をつけてみます。そのときの心の状態に気づくだけで、内観の第一歩を踏み出せます。

今日の気温を当ててみる

外に出た瞬間、肌で感じる空気の温度に注意を向けて、「今、気温は何度ぐらい?」と予想します。自分の肌で温度を感じ取ろうとすることで、感覚が研ぎ澄まされ、自分の身体に意識を向ける習慣が身につきます。

気分がいいときに何をしていたのかを考える

その日過ごしているなかで「今、気分がいいな」「幸せだな」と感じた瞬間があれば、それが何からくるものなのかを考えてみます。もし気分がいいときが全然ない場合は、逆にネガティブになった瞬間を意識してみてもいいです。

ネガティブなことを意識するときは「自分をそれ以上否定しないこと」「あー、私またこう考えてるんだな」と少し客観的に自分を見て、なぜそう思ったのか原因に気づくことで、少しずつ自分の感情のパターンを理解していけるようになります。

次のページ:残り2つも紹介

1 2