2025年2月18日

「毎日腹筋100回してもお腹割れないんだが?」その理由をトレーナーに聞いた (1/2)

毎日腹筋トレーニングを頑張っているのに、なぜか腹筋が割れない。100回もやったのに! ……な~んて、よく耳にします。

実は、腹筋が割れない原因は筋トレ不足ではなく、体脂肪率や食事、そしてトレーニングの仕方に“落とし穴”があることが多いのです。

パーソナルトレーニングジム STUDIO KOMPAS(スタジオコンパス)のトレーナー・山岸慎さんに、腹筋トレーニングを続けてもお腹が割れない“当たり前の理由”を聞きました。

腹筋トレーニングを続けても割れないおもな原因

腹筋を割るには大きく2つの要素が必要になります。

1. 脂肪量
2. 筋肉のボリューム

脂肪量多い × 筋肉ボリューム少ない = 割れない
脂肪量少ない × 筋肉ボリューム少ない= 割れる
脂肪量少ない × 筋肉ボリューム多い = 割れる
脂肪量多い × 筋肉ボリューム多い   = 割れない

腹筋はもともと解剖学的に「割れた構造」をしており、もし割れて見えないとしたら、ほとんどの場合は脂肪がその割れめを覆っているからです。

つまり、腹筋が割れない要因の大半は「脂肪量が多い」ことに依存しています。

確実に腹筋を割るために、どんな運動を優先すればいい?

脂肪量を減らす手段としては、まず有酸素運動が効果的です。

おすすめは、軽く息が上がるけれども運動を続けられる程度のペースで行うこと。ジョギングやウォーキング、バイクエクササイズ、水中ウォーキングなど、選択肢は多彩です。

慣れていない人は短時間から始め、徐々に時間・強度を上げていくと継続しやすいでしょう。

呼吸が乱れるほどのハードな運動よりも、息が少し上がるくらいの負荷で長く動き続けるほうが、脂肪燃焼効果を高めやすくなります。

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次:腹筋を割りたい人が食事面で気をつけること

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