
「これ、持ち歩ける日陰です」遮光・遮熱・UVカット全部入り!日傘の必要性について医師の意見もプラス
ムーンバット株式会社は、ラディクールジャパン株式会社との共同開発により、放射冷却素材「ラディクールTシリーズ」を使用した晴雨兼用日傘「REIKYAKUパラソル」をリニューアル発売しました。
本商品は、自然の力で熱を逃がす「放射冷却」技術を活用した日傘で、ただの日よけではなく、傘そのものが冷たさを保つ画期的なアイテム。太陽光を遮るだけでなく、傘表面の温度上昇を防ぎ、傘の下を“日陰”のように快適な空間に変えてくれるといいます。
詳しく見ていきましょう。
注目の放射冷却素材「ラディクールTシリーズ」採用
「ラディクール」は、電力などのエネルギーを一切使わずに物体を冷やすことができる新素材。その高い環境性能と冷却効果で、世界的に注目を集めています。
中でも「Tシリーズ」は放射冷却性能に特化しており、今回のREIKYAKUパラソルには、このシリーズの生地を採用しています。
REIKYAKUパラソル リニューアルモデルの特長
① ひんやり感が持続する放射冷却効果
人工太陽照明を使った実験では、通常の一級遮光パラソルと比べて20分後に約6.5度もの表面温度差が出る結果に。炎天下でも快適さが持続します。
② 遮光・UVカット率100%、遮熱評価S65+のハイスペック
遮光率・UVカット率ともに100%、紫外線防護指数は最高値のUPF50+を取得。遮熱性能も国内基準で最高評価のS65+で、真夏の外出を強力にサポートします。
※JIS規格に基づいた生地状態での測定数値です。傘全体の性能を示すものではありません。
③ 突然の強風にも負けない耐風設計
耐風試験で風速15m/sをクリア。特に54cmと60cmモデルは、強風でも安心して使用できる設計になっています。
MOONBAT ONLINE SHOP、ロフト、ハンズ他全国小売店にて販売しています。
次:商品詳細
商品概要
商品名:REIKYAKUパラソルシリーズ
晴雨兼用日傘(遮光率100%・UVカット率100%・UPF50+・遮熱率65%・5級撥水)
ラインナップ:ホワイト(ホワイトパイピング・グレーパイピング)
素材:ポリエステル100% 表面ラディクールコーティング
■折りたたみ傘50cm(軽量仕様)
価格:6,600円(税込)
親骨:50cm 全長:約21.5cm 広げたサイズ:約80cm
重さ:約171g(傘袋込み)
※軽量タイプの為、耐風仕様ではございません
■折りたたみ傘54cm(耐風仕様)
価格:7,700円(税込)
親骨:54m 全長:約23.5cm 広げたサイズ:約95cm
重さ:約259g(傘袋込み)
■折りたたみ傘60cm(耐風仕様)
価格:8,250円(税込)
親骨:60cm 全長:約26.5cm 広げたサイズ:約106cm
重さ:約353g(傘袋込み)
ここからは、日傘の必要性についてのニュースをお届けします。
子どもも日傘を差したほうがいい?医師が考える「日傘について」
「災害級の暑さ」と表現されるほどの酷暑が続く日本の夏。暑さ対策だけでなく、紫外線から体を守るために、子どもも日傘を差す光景が増えてきました。
子どもの肌にあたえる紫外線の影響や日傘のメリットを、医療法人社団風林会医療脱毛専門院『リゼクリニック』 の美容皮膚科医が解説します。
小学生の7割が「日傘を使用したい」
同院が日傘についてアンケート調査を実施したところ(※1)、小学生の7割が「日傘を使用したい」と回答。中学生は6割、高校生は5割強が「使用したい」と回答しました。
また、中学生の2割弱、高校生の4割が、すでに「日傘を使用」していることが判明。学年が上がるごとに使用率も増加することが分かりました。
(※1)【夏の紫外線対策と美容調査】
期間:2024年5月14日~6月14日
対象:小学生(4年~6年)・中学生・高校生の女性400名
調査方法:インターネット調査
昔と比べて紫外線量が増加しており、健康に懸念
同院の形成外科専門医の太田真澄医師は、子どもの日傘について以下の通りコメントしています。
「1990年代と比べ、今は紫外線の量は増加しています。とくに子どもの皮膚は薄いので、過度な日焼けによる影響は将来的に大きなダメージになります。また、紫外線は皮膚だけではなく、髪や頭皮、目、免疫力の低下など、身体全体へ影響する点も懸念されています。日焼け止めや帽子、日傘を使うことで紫外線や直射日光からお肌を守り、熱中症を防ぐなど身を守ることは大切です」(太田医師)
紫外線は、子どもの肌にどんな悪影響を与える?
子どもの皮膚は薄く、大人と比べ紫外線の影響を受けやすいです。紫外線による子どもへの影響は、主に以下のようなものが考えられます。
・日焼けや肌ダメージ、肌トラブル
・将来的にシミしわたるみなどの肌老化(光による老化) また、日光黒子、皮膚がんなど
・熱ストレス(体温の上昇による熱中症リスクや発汗)
・眼への影響(白内障、紫外線角膜炎、翼状片ほか)
どんな紫外線対策を行えばいいのか
紫外線対策として、日焼け止めや日傘、帽子、サングラス、アームカバーなどが挙げられますが、なかでも「日焼け止めの塗布」をおすすめします。
近年は、さまざまな種類の日焼け止めが販売されていますので、年齢や生活スタイル、肌状態などに合わせて選ぶと良いでしょう。
また、レジャーなどの長時間のお出かけの際は、汗や水分で流れ落ちてしまうので、ティッシュなどで優しく拭き取ったあとにこまめに塗布しなおすのがポイントです。
日傘が紫外線対策として優れている点とは
では、日傘はどうでしょうか。
日傘は手がふさがるというデメリットがあります。しかし、帽子は頭が蒸れる、腕の日焼けなどがありますが、日傘だと身体全体を紫外線から守ることができる上、蒸れることもありません。
日傘を差すことで自分の周りに大きな日影を作ることができる点は、ほかの紫外線対策グッズと比べ最大のメリットだといえます。
日傘は日陰を作り出すアイテム
紫外線対策と併せ日傘を差すことで日陰を作り出し、体感温度が数℃下がるといわれているなど、遮熱効果により涼しく感じ、発汗を抑制することができます。
また、日傘により強い日差しを遮ることで体温上昇を抑え、熱中症リスクも低減できます。
環境省からも、熱中症発症者数の増加が見込まれる初夏から夏季を中心に、夏の熱ストレスを一人ひとりの工夫で低減できる暑さ対策として、暑さ指数の低減効果が比較的高い「日傘」の活用が推奨されています(※2)。
(※2)参考:環境省『日傘の活用推進について~夏の熱ストレスに気をつけて!~』
<Edit:編集部>