腹筋割れ ぽっこりお腹
フィットネス
2025年8月1日

腹筋が割れてるのにぽっこりお腹、なぜ?男性・女性別の原因と効く対策 (1/2)

腹筋は割れているのに、ぽっこりお腹、なぜ?どれだけ鍛えても、お腹だけが出て見えるのは脂肪バランスと骨盤の歪み、呼吸の使い方に原因があります。

なぜ割れた腹筋の上に脂肪が残るのか。その理由と解消法をセットで解説します。監修は、自身も高い美意識を持ち身体を鍛えている医学博士・美容外科専門医、SOグレイスクリニック院長・近藤 惣一郎先生です。

割れている腹筋とポッコリお腹は共存する

割れた腹筋とぽっこりお腹が同時に起こる理由を解説します。筋肉の厚み、脂肪の層、骨盤の傾きがポイントです。

腹筋下部には脂肪がつきやすい

いわゆるシックスパック部分にあたる「腹直筋」は、腹部前面に縦の溝を作る筋肉です。トレーニングで溝は深くなりますが、筋肉の盛り上がりは1~2センチほどにとどまります。

さらに腹筋下部は皮下脂肪がつきやすく、厚くなりやすいため、腹筋上部は割れているけど、下部はぽっこりお腹が両立してしまいます。

骨盤の後傾によりぽっこりお腹に見える

姿勢ぽっこりお腹

骨盤が後ろに傾いていると、下腹部が前方へ突出します。腹筋が割れていても、骨盤の角度によっては見えにくくなります。ハムストリングスや腸腰筋の硬さをストレッチで緩めて、骨盤を正しい位置に戻すとラインが際立ちやすくなります。

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