縄跳び
フィットネス
2025年12月1日

縄跳びダイエットの効果と正しいやり方。初心者は『30秒×3本』から! (1/2)

縄跳びダイエットは「跳ぶだけで痩せるのか?」と注目されている運動のひとつです。効率的な脂肪燃焼と手軽さが大きな魅力です。

理学療法士でパーソナルトレーナーの安藤 瑞樹さんに、縄跳びの効果と正しい始め方を聞きました。

縄跳びダイエットの効果は?

「縄跳びは短時間で心拍が上がり、全身の筋肉が同時に働くため脂肪が燃えやすい運動です。

初心者は30秒跳んで30秒休む方法を、3〜5本程度から始めると良いでしょう。無理なく体を温めることで、怪我を防ぎながら代謝を高めることができます。一定のリズムで跳ぶと心拍が安定し、運動効率が上がります。

狭い場所ではエア縄跳びで代用可能です。自宅でも取り入れやすいことも大きなメリット。マットやシューズを使用すると足への負担が軽減でき、短時間でも体力づくりとダイエットの両方に役立ちます」

縄跳びダイエットの効果とメリット

全身を使う「縄跳びダイエット」は、代謝アップやむくみ軽減など多くの変化が期待できます。

METSでわかる縄跳びの運動強度

縄跳びは8.8から12.3METSの強度に分類され、ランニングに匹敵する運動量があります。METSとは安静時を1とした場合の消費エネルギー指数です。値が高いほど消費カロリーが飛躍的に増えるため、短時間でもダイエット効果が期待できます。

また、強度の高い運動は運動後も代謝が高い状態が続くため、結果として体脂肪の減少に役立ちます。ウォーキングが3.5METSのため、縄跳びは短い時間でも効率よくカロリーを消費できます。

全身に効くからこそ結果が早い

体幹

ジャンプ動作で太ももとふくらはぎが刺激され、縄を回す動作で肩や腕にも負荷がかかります。着地の度に体幹が働き、バランスを保つため腹筋や背中も自然と使われます。

全身の筋肉が連動すると代謝が上がり、消費エネルギーが増えるだけでなく、むくみの改善にもつながります。また、着地の衝撃を支えるために体幹が自然と鍛えられるため、姿勢を整える効果も期待できます。

体重別の消費カロリー目安

縄跳びを30分やった時の消費カロリー目安です。 縄跳びは運動量と心拍が上がりやすいため、時間を分けても合計分だけしっかり消費できます。

体重 30分の消費カロリー目安
40kg 約280kcal
50kg 約350kcal
60kg 約420kcal
70kg 約490kcal

次:正しい縄跳びダイエットのやり方

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