
トレーニングが続かない人へ!三日坊主を防ぐスポーツジムの選び方 (1/2)
ダイエットのために、スポーツクラブへ通おうと思う人は多いものです。しかし続けられるかどうか不安があり、躊躇しているという声も少なくありません。
今回はそんな方々に向けて、“続ける”ためのスポーツクラブ選びのポイントを、プロスポーツトレーナーである筆者がご紹介していきます。
ジム選びのポイント
続けるためには、どのジムに通うのかも大切です。ここで、ジム選びのポイントもご紹介しておきましょう。
店舗へのアクセスが最重要ポイント!
ジムを選ぶうえでもっとも重視したいのが、ジムへのアクセスのしやすさです。自宅や職場からできるだけ近いジムを選ぶことが、ジム通いを長続きさせるポイントといえます。
施設が充実している、会費が安い、あるいは芸能人が通っているなどで有名なジムでも、自分の生活圏内ではないジムはだんだん通うのが面倒くさくなってしまいます。やがて、途中で辞めてしまう原因になるでしょう。
また、ジムへ車や電車に乗って行くような距離も避けた方が無難です。行き来だけで時間がかかってしまい、空き時間にトレーニングしようといった効果的な使い方ができません。
できれば徒歩圏内、少なくても自転車で通えるようなジムを第1候補として検討してください。
施設の充実度はトレーニング効率を左右する
スポーツジムといっても、店舗が変われば設備の充実度がまったく異なります。いくつか候補を選んだら、実際に施設見学に行ってみるとよいでしょう。
施設見学の際には、筋トレマシンの数や種類、フリーウエイトゾーンが広さ、ダンベルの重さの種類、カーディオマシンの数などを細かくチェックしてください。
特に初心者なら、トレーニングマシンとカーディオマシンの数は重視したいポイント。あまりに数が少ないジムでは、マシンの順番待ちが発生する場合があります。待っている時間がもったいないので、できるだけマシン数の多いジムがよいでしょう。
中~上級者なら、フリーウエイトのスペースをしっかりチェックしてください。ベンチプレスラック・パワーラックの数、ダンベルの充実さ、フラットベンチ・インクラインベンチなどの数は、トレーニングの効率を左右するポイントです。
もちろんトレーニングエリア以外の浴室施設やパウダールーム、プールやスタジオなど、興味があるところはくまなくチェックしましょう。
ジムの雰囲気は施設見学でチェック!
施設見学に行った際、もう1つチェックしたいのがジムの雰囲気です。
若い人が多く賑やかなジム、高齢者が多くのんびりしているジム、ムキムキで本格的な人が多いジムなど。施設の充実度や場所などによって、ジムの雰囲気が大きく異なります。
特に施設見学は、自分が通いたい時間帯に行くとよいでしょう。同じジムでも時間帯によって客層が変わります。
実際に自分がトレーニングしたい時間帯に行くと、その時間帯での客層を知ることができるはずです。
長く続けるためには会費も比較検討に
長く続けるために検討すべきポイントが会費です。カラダを変えるなら、1~2か月程度の期間では短すぎます。そのため、ある程度はスポーツジムに加入する必要があると考えておきましょう。
しかし会費の負担が大きすぎると、ジムが長続きしない原因になります。どうしても受けたい「特別なプログラム」「指導者」「サービス」などがあるなら、多少高い会費のジムを検討してもよいかもしれません。
それでも、できるだけ費用は抑えるようにしましょう。