開脚運動を毎日続けると、股関節にどんな変化が出る?1ヶ月の効果とは
毎日30秒の開脚ストレッチを続けると、体にはどのような変化が起こるのでしょうか。理学療法士・パーソナルトレーナー大松 茉央登さん監修の記事より、開脚を続けたときの変化の目安を紹介します。
開脚、毎日30秒だけでも効果ある?
柔軟性は1回のストレッチで大きく変わるものではなく、少しずつ筋肉や関節を動かす習慣を積み重ねることで、可動域が広がりやすくなります。

一度に長時間行うよりも、まずは30秒でも毎日続けることで、股関節を動かす習慣が身につき、少しずつ柔軟性の変化を感じやすくなります。
開脚ストレッチを続けた変化は?1週間〜1ヶ月の目安
毎日30秒の開脚ストレッチを続けると、体にはどのような変化が起こるのでしょうか。個人差はありますが、多くの人が実感しやすい変化の目安を週ごとにご紹介します。
1週目|股関節を動かす感覚が身につき始める
ストレッチを始めたばかりの1週目は、開脚の角度そのものはまだ大きく変わらないことがほとんどです。
ただし、股関節を動かすことに少しずつ慣れ、開脚時の突っ張り感がやわらいだり、「前より動かしやすい」と感じたりする人もいます。
まずは股関節を大きく動かす感覚を身につけることが、今後の柔軟性アップの土台になります。
2週目|可動域が少しずつ広がる
2週目に入ると、股関節が動かしやすくなり、「前より脚を開きやすい」と感じ始める人もいます。
内ももの突っ張り感がやわらぎ、ストレッチ中の痛みや違和感も軽くなりやすい時期です。
股関節が動かしやすくなることで、ストレッチをより深く行えるようになり、少しずつ可動域も広がっていきます。
3週目|股関節を使う場面で動きやすさを実感
3週目になると、開脚前屈で前に倒れやすくなったり、しゃがむ・あぐらを組むなど、股関節を使う場面で動きやすさを感じ始める人もいます。
ストレッチを続けることで、股関節を大きく動かすことにも慣れ、柔軟性がさらに定着しやすくなります。
1ヶ月|股関節の硬さが気になりにくくなる
1ヶ月ほど続けると、長時間座った後の動き始めや、階段の上り下りなどで「前より股関節がスムーズに動く」と感じる人もいます。
開脚ストレッチだけでなく、日常生活でも股関節の硬さを意識する場面が少しずつ減ってくるでしょう。
毎日30秒でOK!開脚ストレッチのやり方
股関節を柔らかくする開脚ストレッチの具体的なやり方を紹介します。特別な道具は必要なく、1日30秒からでも始められます。
基本の開脚ストレッチ
1. 床に座り、無理のない範囲で両脚を左右に開きます
2. つま先を天井に向け、背筋を伸ばして骨盤を立てます
3. 息を吐きながら、股関節から上体をゆっくり前に倒します
4. 内ももや股関節まわりが「痛気持ちいい」と感じる位置で30秒キープします

背中を丸めて胸を床につけようとするのではなく、股関節から体を折りたたむように前へ倒すことがポイントです。
180度開脚よりも骨盤を立てて前屈することが大事
開脚というと180度開くことを目標にしがちですが、日常生活や健康づくりのために、180度開脚ができる必要はありません。
「以前より前に倒れられる」「股関節が動かしやすくなった」といった変化を目安に続けていきましょう。
監修者プロフィール
理学療法士・パーソナルトレーナー
大松 茉央登(おおまつ まおと)
■経歴
2016〜2022年 総合病院勤務
2022~2024年 訪問看護ステーション勤務
2024~現在 理学療法士による整体パーソナルトレーニング・ピラティスジム HabiGym 三軒茶屋 代表
■保有資格
理学療法士
3学会合同呼吸療法認定士
<Edit:編集部>
