ソイプロテイン代わりにも!キッコーマン「Soy Body(ソイボディ)」|編集部の食レポ (1/2)
人気急上昇中のプロテイン市場。さまざまな食品に“高たんぱく質”という文字を見かけるようになりました。そんな中、調味料や豆乳で有名なキッコーマン株式会社からも植物性たんぱく強化飲料が登場し、「キッコーマン SoyBody(ソイボディ)」シリーズとして全国発売されています。
もともと豆乳はたんぱく質豊富な食品ですが、SoyBodyシリーズはどのような特徴を持っているのでしょうか。ソイプロテインの代わりになるのか、コンビニプロテインとして人気の「SAVAS(ザバス)」との違い、味や原材料、栄養成分をレポートします。
「Soy Body(ソイボディ)」とは
「Soy Body(ソイボディ)」シリーズは、豆乳をベースに粉末状大豆たんぱくと粉末おからを加えた“植物性たんぱく強化飲料”です。
「キッコーマン おいしい無調整豆乳」(200ml)のたんぱく質8.3gと比べて、「Soy Bodyオリジナル」(200ml)はたんぱく質15.3g。たしかに“たんぱく強化飲料”と言えます。
「Soy Body(ソイボディ)」のお味は
オリジナル
トロトロとした調整豆乳といった味です。飲みごたえがあるので、空腹時の間食によさそうです。とろみがあるため後味は残りやすいですが、クセもなく、非常においしい飲み物です。冷やすと甘さが薄くなり、飲み心地もやや軽く感じるので、トレーニング後や暑い時期は冷やして飲むとよさそう。
ココア
こちらも、とろみのあるココアといった味です。オリジナルと同様、冷やして飲むのがおすすめ。甘いものが食べたいときはこちらでしのげそうです。
バナナ
あっさりとしたバナナミルクの味ですが、後味に豆乳感がやや感じられます。他フレーバー同様、とろみがあり、腹持ちも大変よし。
ソイボディはソイプロテインの代わりになる?
ソイボディと「ザバス ソイプロテイン 100 ココア味(1食分21g)」を比較すると、たんぱく質量は両者ほぼ同じ。カロリー・脂質・糖質はザバスの方が低く、数字だけで見るとザバスに手が伸びます。
- ザバス ソイプロテイン 100 ココア味(1食分21g)
原材料:脱脂大豆たんぱく(国内製造)、デキストリン、ココアパウダー、食塩、植物油脂/乳化剤、増粘剤(プルラン)、甘味料(アスパルテーム・L-フェニルアラニン化合物、スクラロース、アセスルファムK)、V.C、香料、V.B2、V.B6、V.B1、ナイアシン、V.D、(一部に乳成分・大豆を含む)
栄養成分:
エネルギー 79kcal
たんぱく質 15.0g
脂質 1.0g
炭水化物 2.5g
食塩相当量 0.4~1.1g
ナイアシン 2.1~6.3mg
ビタミンB1 0.50mg
ビタミンB2 0.57mg
ビタミンB6 0.42mg
ビタミンC 32mg
ビタミンD 9.1μg
価格:132円
- Soy Body ココア(1本200ml)
原材料:豆乳(大豆(カナダ又はアメリカ)(遺伝子組換えでない))、粉末状大豆たんぱく、砂糖、ココアパウダー、米油、天日塩、粉末おから/酸化防止剤(ビタミンC、ビタミンE)、糊料(セルロース、増粘多糖類)、環状オリゴ糖、乳化剤、香料
栄養成分:
エネルギー 167kcal
たんぱく質 15.8g
脂質 6.1g(飽和脂肪酸1.01g)
コレステロール 0mg
炭水化物 12.9g(糖質11.6g、食物繊維1.3g)
食塩相当量 0.74g
カリウム 360mg
イソフラボン 101mg
価格:142円
ザバスよりSoy Bodyを選ぶメリットは、やはり“シェイカーを使わずソイプロテインをすぐ飲める”点と、“コンビニやスーパーで買える”、そして“価格が安い”点でしょう。ザバスも紙パック展開していますが、現状はミルクプロテインまたはソイ+ミルクプロテインのみ。
また、Soy Bodyはソイベースかつとろみのついた飲み心地で腹持ちがよいこと、人工甘味料不使用、プロテインに抵抗がある層も買いやすいという点もあります。
値段面はどちらもさほど変わらないので、栄養成分優先であればザバス、手軽にソイプロテインを摂取したいときや乳アレルギーの場合はSoy Bodyで使い分けるとよさそうです。
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