ウェルネスフード
2023年6月16日
知ってる?調整豆乳、無調整豆乳、豆乳飲料の違い (1/2)
健康飲料として人気の「豆乳」。美肌を目指したい、イソフラボンが摂れる、バストアップにつながるなどさまざまな目的がある中、トレーニングを頑張る筋トレ女子はソイプロテイン代わりに飲んでいる人も。
この豆乳には「無調整豆乳」、「調整豆乳」、「豆乳飲料」の3種類があります。それぞれどう違うのか? 牛乳との飲み分けは?
料理家でスポーツ栄養士でもある玉利紗綾香先生に、豆乳について気になるアレコレを聞いてみました。
豆乳とは
豆乳は、水に浸した大豆をすりつぶしてできた液体をこし取ったもの。固めれば豆腐になる状態です。
高たんぱく質で植物性脂肪のためカロリーが低く、大豆サポニンやイソフラボンなどの成分ががんを予防するという研究成果も出ています。
また、腸内環境を整えるオリゴ糖、ビタミンB群やEが含まれており、健康飲料として注目されています。
豆乳の種類と違い
豆乳は、「無調整豆乳」「調整豆乳」「豆乳飲料」の3種類に分けられています。
その大きな違いは、パッケージに記載されている「大豆固形分」。「無調整豆乳」は大豆固形分8%以上、「調整豆乳」は大豆固形分6%以上、「豆乳飲料」は大豆固形分2%以上と定められています。
大豆固形分が多ければ多いほど、豆乳本来の味を強く感じられます。
無調整豆乳
大豆固形分8%以上。豆乳本来の味を楽しみたい、大豆の栄養素をしっかり摂りたい人向け。大豆の風味が残っており、さまざまな料理と相性がよい。
調整豆乳
大豆固形分6%以上。砂糖を入れ飲みやすく調製されたもので、無調整豆乳に比べて甘さがある。
豆乳飲料
大豆固形分2%以上。大豆の成分が少なく、豆乳特有の豆臭さが苦手な人向け。
牛乳と豆乳の飲み分けのポイント
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